イタリアの科学者、ガリレオ・ガリレイが自作の望遠鏡で天体観測を始めてから400年が経つのにちなんで定められた「世界天文年2009」の開幕イベントが4日、国内各地で一斉に始まった。東京都江東区の日本科学未来館では、ドーム状のスクリーンに精細な立体映像を映し出す最新型の3Dシステム「Atmos(アトモス)」がお目見えした。 この日は、抽選で選ばれた親子連れら100人が、3Dメガネをかけながら、地球や宇宙の誕生の仕組みを体感。まるで宇宙旅行をしているかのように目前に迫る3D映像に、子供たちは「うわー、ぶつかる」と驚きの声をあげていた。一般公開は10日から。