1970年代にブームとなり、1980年代にコアファンの先鋭化とゲームルールおよびコンポーネントの肥大化で斜陽の時代を迎え、1980年代末にシンプルでハイクオリティな初心者向けゲームで巻き返しを図るものの、歴史の闇に消えていったウォーゲーム。 そこで得られたゲームデザインの知見は、こと日本においてはデジタルゲーム業界に、ほとんど継承されていません。 その結果「デジタルゲームとアナログゲームの違い」を意識せず、「中途半端にアナログゲームの知見を盛り込んだデジタルゲーム」が市場で死屍累々を重ねるという悲喜劇が繰り返されてきました。 こうした事態を打開するべく、ゲームジャーナリストの徳岡正肇氏(アトリエサード)はCEDECで「“わかりやすい”をデザインする/アナログウォーゲームの知見から」と題して講演を行い、ポイントを整理しました。 最初に徳岡氏は「多くのアナログゲームは、実はデジタルゲームである
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