ブックマーク / robot.watch.impress.co.jp (13)

  • 小惑星探査機「はやぶさ」のドキュメンタリー映画が完成~全編CGの43分間、人間は1人も出てこないヒューマンドラマ

    「はやぶさ(MUSES-C)」は、2003年5月9日、当時の宇宙科学研究所(現・JAXA宇宙科学研究部)がM-Vロケット5号機で打上げた小惑星探査機である。イオンエンジンによる惑星間航行、自律制御によるランデブー・着陸、小天体からのサンプル採取、再突入カプセルによる地球帰還など、サンプルリターン技術の確立を目指したもので、当初は2007年6月の帰還を予定していた。 しかし、目的地である小惑星イトカワにて、二度の着陸のあと、スラスタの燃料漏れが発生。姿勢を維持できなくなり、一時は通信途絶にまで陥った。現在は姿勢も安定しており、地球帰還に向けた運用を続けているところだが、すでに3基中2基のリアクションホイールが故障、スラスタも使用不可能と、満身創痍の状態。イオンエンジン用のキセノンガスを姿勢制御に利用するなどの“職人技”を駆使し、何とかここまで持ってきた。 ・「はやぶさ」のこれまで

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    DocSeri 2009/03/30
    これは良い紹介。最後にはやぶさ2に言及するところも含め/はやく東京近辺でもやって欲しい
  • コラム: やまと「装甲騎兵ボトムズ」IRCラジコンシリーズVer.1&2レビュー

    オリジナルのテレビシリーズの放映開始から四半世紀以上が経ち、今年も年頭から「ペールゼン・ファイルズ 劇場版」が公開されるなど、未だに熱がさめやらない傑作ロボットアニメ「装甲騎兵ボトムズ」。同作品の人型兵器アーマード・トルーパー(AT)を題材にした1/24スケールのIRC(赤外線コントロール)ラジコンシリーズが、京商の協力を得てホビーメーカーのやまとから15,540円で発売中だ。 現在は、「スコープドッグ ターボカスタムVer.1ザ・ラストレッドショルダー版」(以下、LRS版)と、「スコープドッグ ターボカスタムVer.2野望のルーツ版」(以下、野望のルーツ版)の2種類がラインナップされている。2台での対戦も可能で、それも含めて両モデルのレビューをお届けする。 ● スコープドッグ ターボカスタムとは? 「装甲騎兵ボトムズ」に関しては説明する必要はないかと思うが、スコープドッグ ターボカスタ

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    DocSeri 2009/02/23
    価格次第だが欲しい。1/24なので他社製プラモとの互換でカスタマイズか。
  • 大阪市立科学館、「学天則」を動態復元~80年前の「人造人間」が復活

    4月24日、大阪市立科学館は復元作業を行なってきた「学天則(がくてんそく)」を報道陣に公開した。「學天則」は1928年、今から80年前に製作された自動人形(以下オリジナルは旧字体で表記する)。「東洋初のロボット」とも言われている。製作当時は「人造人間」と呼ばれていた。 黄金色の「学天則」は高さ3.2m。オリジナル同様、左手には霊感灯(インスピレーションライト)を持ち、右手には鏑矢のペンを持っている。顔はゴムでできており、圧縮空気を使って目、まぶた、ほほ、口、首、両腕、胸が動く。「學天則」の前に設置された「記録台」のレリーフも現存するオリジナルの写真を参考に再現されている。顔の表情の動きやクビの動きは驚くほどなめらかだ。 復元モデルの制御にはコンピュータとエアコンプレッサーが用いられているが、オリジナルが使っていたドラム式制御がわかる機構模型も合わせて製作された。復元費用は2,000万円。

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    DocSeri 2008/04/28
  • マジンガアBパーツ、自由落下中の姿勢制御と着地に成功~「ROBO-ONEonPC/Sat. 2nd」レポート

    マジンガアBパーツ、自由落下中の姿勢制御と着地に成功 ~「ROBO-ONEonPC/Sat. 2nd」レポート 2月10日、川崎市産業振興会館にて「ROBO-ONEonPC/Sat. 2nd(ロボワン・オン・ピーシー・サテライト・セカンド)」が開催された。主催はROBO-ONE宇宙大会実行委員会。大会では2足歩行ロボットを空中に放り投げて着地させる競技も行なわれ、うち「マジンガアBパーツ」が見事に着地に成功した。 「ROBO-ONEonPC/Sat.」とは、ホビーロボットのモデルベース開発を目指す「ROBO-ONE on PC」と、ホビーロボットの宇宙での活躍を目指す「ROBO-ONE宇宙大会」とが融合したもの。宇宙大会選抜競技で課せられていた「無重量あるいは低重力環境下での実機の姿勢制御」の実現が目標だ。 「ROBO-ONE on PC/Sat. 2nd」は、シミュレーションから実機制御

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    DocSeri 2008/02/25
    現実的な定義に始まり入念なシミュレートと実践のフィードバック、そして情報の公開。素晴らしい。
  • タカラトミー、31,290円の二足歩行ロボット「Omnibot2007 i-SOBOT」正式発表

    株式会社タカラトミーは23日、世界最小の二足歩行ロボット「Omnibot2007 i-SOBOT(アイソボット)」を7月に発売すると発表した。価格は31,290円。組み立て済みの二足歩行ロボットで、同社では二足歩行ロボットとして世界最小としている。 昨年5月に「マイクロマシン(仮称)」として開発を表明していた小型二足歩行ロボット。同社独自開発の小型サーボ17個を搭載し、体サイズは96×67×165mm(幅×奥行き×高さ)、重量350gと、小型・低価格化を実現した。 また、ジャイロセンサーを標準で内蔵し、さまざまなモーションを実行可能。付属の液晶付き赤外線リモコンを使用して、リモートコントロール操作やプログラミング動作も行なえるほか、音声入力によるコントロール、拍手や音楽などに合わせてダンスを踊らせることなどもできる。 同時に、上位モデルとなる「Omnibot2007 i-SOBOT CA

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    DocSeri 2007/01/23
    プログラミングなんかはできないんだろうか。
  • コラム:大庭慎一郎のレゴマインドストームNXT研究室

    ● レゴ マインドストームNXT登場 10月14日、ロボットファンならびにレゴファン注目の次世代マインドストーム「レゴ マインドストームNXT」が発売された。 マインドストームとは、レゴブロックで作られたロボットをパソコンからダウンロードしたプログラムで動かすことができる、レゴ社のロボット開発環境だ。モーターやセンサー、コンピューターユニットがすべてレゴブロックの形になっており、レゴブロックを組み立てるのと同じ感覚で好きな形のロボットを作ることができる。 また、ブロックの形をした命令をポチポチと組み合わせるだけでプログラムを作成できる開発環境も付属しており、小学生から大人まで楽しめるセットになっている。 玩具としてはもちろんロボットプログラミングの教材として広く活用されており、筆者も関わっている「ETロボコン」をはじめ、世界各地でロボットコンテストも開催されている。'98年に登場して以来世

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    DocSeri 2006/11/24
  • 山本弘氏、「人類は異質の知性を受け入れなければならない」と語る

    11月4日、「アキバ・ロボット運動会」会場にて、「ハヤカワSFセミナー・SFにおける人間とロボットの愛の歴史」と題してSF作家の山弘氏による講演が行なわれた。司会は早川書房「S-Fマガジン」編集長の塩澤快浩氏。 山氏は今年5月、ロボットや仮想現実を扱ったSF『アイの物語』(角川書店)を出版した。舞台は数百年後、機械に支配された地球。アイビスという名前の戦闘用女性型アンドロイドが人間の少年に対して「物語」を語るという形式をとった連作短編集だ。ロボットが知性を獲得していった経緯や、なぜ人類が衰退していったのか、アイビスがなぜ女性型で戦闘用ロボットなのかといった謎は、徐々に明らかにされる。バラバラの時期に発表された短編を一のストーリーとしてまとめたこの作品は、SFファンや評論家たちから高く評価されている。 人間そっくりのロボットを作りたいという物語は、昔から繰り返し語られてきた。「ロボット

  • 第10回「ROBO-ONE in 長井」レポート番外編(2)

    「ROBO-ONE」予選・戦が9月17日、18日行なわれた。繰り返しになるが予選では委員会から指定された規定演技――今回は兎跳び――を中心とした2分のデモンストレーションが行なわれる。採点は500点満点で行なわれ、規定演技はそのうち100点を占める。そして上位32体のロボットが翌日の戦でトーナメントバトルを戦う。 今回審査を通過して予選に出場したロボットは73体。バトルが行なわれるのは戦だけで、ROBO-ONEといえばバトルというイメージも強いため、予選の日は観戦者も少ない。しかしながら、ROBO-ONE観戦マニアの間では「予選のほうが面白い」という声もある。 最近になって徐々に方向がズレ始めているようにも感じるのだが、ROBO-ONEは来、「ロボットによるエンターテイメント」を志向している。参加者のなかにも、無論バトルで勝ちたい気分はあるものの、何よりもロボットが好きなお客と一緒

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    DocSeri 2006/09/26
  • 「第10回ROBO-ONE in 長井」レポート番外編(1)

    「第10回ROBO-ONE in 長井」に行ってきた。決勝戦の様子などは白根氏による誌既報をご覧頂くとして、私こと森山のほうは、予選の様子や会場の様子、今回ROBO-ONEを山形県長井市に招聘した地元長井の「フラワー戦隊ナガレンジャー」チームこと長井市「NAGAIロボットプロジェクト」の方々の話を中心に書かせてもらう。一人のロボット好きによる旅日記みたいなものだと思って気軽に読んで頂ければ幸いである。なおこれは長井市という一地方都市の話ではあるが、似たような状況の街も多いはずだ。 ● 「ものづくりコミュニティー」とロボットによるまちおこしとは? ~山形県長井市の取り組み 長井――と言われて、パッと「ああ、あそこね」と思い描ける人はそれほど多くないと思う。恥ずかしながら筆者もその一人だった。 山形県長井市は、山形県南部、置賜盆地の北部に位置する。人口はおよそ31,000人。市の東部には最上

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    DocSeri 2006/09/26
  • 第10回ROBO-ONE大会レポート9月の山形でも熱い戦いが繰り広げられましたっ!

    9月18日、山形県長井市にある置賜地域地場産業振興センターで、第10回「ROBO-ONE」が開催された。ROBO-ONEは二足歩行ロボットによる格闘競技大会だ。2002年に第1回が開催されて以来、年に2回のペースで開催され、二足歩行ロボットホビーというジャンルを開拓した、パイオニア的な競技会だ。毎度毎度「アンタら何者よ?」と言いたくなるほど、ハイレベルな二足歩行ロボットが多数出場し、熱い戦いを繰り広げている。 今大会が開催された長井市は、山形県南部の置賜地方、山形新幹線沿いではなく、最上川沿いに位置している。「マイクロマウス」の東北地区大会が約20年前から開催されるなど、古くからホビーロボット大会と縁のある地域だ。地域の工業会の若手により、過去何度かROBO-ONE大会に参加した実績もあり、第10回ROBO-ONEの開催地として選ばれた。 大会の競技内容は、基的にこれまでのROBO-O

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    DocSeri 2006/09/26
  • ロボットが走る、投げる!ロボットアスリート大会「ROBO-ONE Special」開催

    8月8日、川崎市産業振興会館で第4回「ROBO-ONE Special」が開催された。ROBO-ONE Specialは、二足歩行ロボットの競技大会「ROBO-ONE」から派生した、二足歩行ロボットの競技会だ。格闘競技であるROBO-ONE大会やROBO-ONE J-Classと異なり、ROBO-ONE Specialは陸上競技のような内容になっている。 ROBO-ONE Specialでは、自律走行でのタイムを競う「ROBO-ONE Dash」、自律動作でピンポン球を的に当てる「ROBO-ONE Ball」、回転テーブルや階段、一橋などの障害物コースを走破するタイムを競う「ROBO-ONE Eagle」の3つの競技が行なわれる。それぞれ別々の競技として分離しているが、多くの参加ロボットが、ROBO-ONE大会やROBO-ONE J-Classにも参加しているロボットの一部パーツを交

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    DocSeri 2006/08/15
  • 研究者自身のコピーロボット「ジェミノイド」公開

    ジェミノイドは46自由度を持ち、エアーコンプレッサーで駆動する。通信や電源のケーブルは尻の部分から出ており、椅子の軸部分を通して見えないように隠している。体は石黒氏の全身を型どりしてコピーした。頭部は頭蓋骨の外形をMRIで撮像してコピーしたという。皮膚表面はシリコンゴム製である。体を作製したのは株式会社ココロ。体製作期間はおよそ半年で、ソフトウェアに2、3カ月程度かかっているという。 実在の人間とロボット技術とを融合することで、人間の動作やしぐさ、外観をコピー。実際の人間の「存在感」を写し取って、モデルとなった人間が別の場所に同時に存在する、いわゆるテレイグジスタンスを実現する、あるいはそのためには何が必要かを探るテストベット・ロボットとして開発された。 人間の存在感は人それぞれ固有のものである。コミュニケーションにおいては、対話相手が人の情報を持っているかどうか、どんな相手と喋っ

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    DocSeri 2006/07/21
  • 中央大学、水上移動が可能なアメンボ型ロボットを開発

    中央大学は、水上での移動が可能なアメンボ型ロボットを開発したことを発表した。 開発したのは中央大学理工学部 中村太郎助教授らの研究グループ。全長27cm、重量150gのロボットで、胴体や脚部は樹脂製、足先が発泡スチロールで作られており、水に浮く。リモコンで遠隔操作ができる。物のアメンボの映像をもとに、動きを研究しながら再現したという。 アメンボ型をとった利点として、船と比較して浅瀬での作業性に優れることや、前足をマニピュレータ化すれば、水に浮かびながら前足で作業できる点があげられるという。 将来的には水上だけでなく、陸上でも移動できる構造にすることも可能とし、カメラを装備させて人命救助や水上探査などの応用が期待できるという。

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    DocSeri 2006/06/16
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