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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (218)

  • 監視されたくなる技術

    オフィスで入退室した時間が記録される。閲覧したウェブサイトの履歴が記録される――なんて「従業員監視」は当たり前の時代ですが、そんな監視が従業員からも歓迎されるなんてことはあり得るのか。マイクロソフトが申請した特許を機に、こんな議論が起きています: ■ Microsoft Files Patent on Monitoring Employee Work Habits (LiveScience) 実際の申請へのリンクはこちら。この特許、一言で言えば従業員の管理システムなのですが、単に行動記録を取るだけではありません。組織にとって望ましい行動・望ましくない行動を判別し、それぞれの行動を点数化してレポーティングするとのこと。例として挙げられているのは、他人の会話を遮る(これは恐らくマイナスポイントですね)、部下の休憩時間を邪魔する(これも間違いなくマイナスでしょう)、会議の場に不似合いな服を着てい

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    Donca 2011/11/21
    ✔ 監視されたくなる技術
  • 【お知らせ】AMN新書で『ビッグデータ社会の到来』書きました。

    お知らせです。ボヤボヤと業でビッグデータ周りを眺める機会があったので、簡単に思うところをまとめてみました: ■ ビッグデータ社会の到来 実はアジャイルメディアさんとpaperboy&co.さんで、「AMN新書」を立ち上げようという企画があり、フラフラ参加してみた次第です。アジャイルメディアさんからの発表はこちら: ■ AMN、「パブー」で電子書籍「AMN新書」を提供開始 ~第1弾はパートナーブログの書き下ろしなど6冊を配信~ 今回のAMN新書では、パートナーブログの持つ専門領域の内容や知識などをブログだけでなく電子書籍の場でも広げる試みとして開始します。スタート時にはパートナーブログが過去に執筆したブログやコラムなどの再収録に加え、今回の電子書籍のために書き下したものなど6冊を用意。12月にも3~5冊程度を配信し、今後も継続的にAMN新書を展開していく予定です。 ということで、人気が出れ

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    Donca 2011/11/16
    ✔ 【お知らせ】AMN新書で『ビッグデータ社会の到来』書きました。
  • スーパー版デマンドレスポンスの可能性

    お馴染み米小売大手のウォルマートが新しいiPhoneアプリをリリースしたそうで、GigaOMで紹介記事が出ています: ■ Walmart iPhone app adds shopping lists, budgeting tools, coupons (GigaOM) どうも米国限定のようで、手元のiPhoneからは確認できなかったのですが、念のためApp Storeのリンクはこちら。お店を探す、クーポンを受け取るといった一般的な機能に加え、バーコードやQRコードを読み込んで商品の詳細情報を確認するといった機能もあるようですね。 で、個人的に面白いと思ったのがこちらの「お買い物リスト作成機能」: 検索やバーコード読み込み、音声入力などを通じて商品を追加、簡単にお買い物リストが作成できるというものですが、もちろんそれだけはありません。実はウォルマートのデータベースからリアルタイムに価格情報を

    スーパー版デマンドレスポンスの可能性
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    Donca 2011/11/16
    ✔ スーパー版デマンドレスポンスの可能性
  • インセンティブ・デザインの重要性

    2年前の12月、DARPA(米国防高等研究計画局)が「赤い風船を探せ!」というコンテストを開催したのを覚えているでしょうか。米国内のどこかに設置された10個の赤い風船を探し、その正確な位置を全て回答できた最初の人物(当然チームも可)に賞金4万ドルを与えるというもの。参加したのは何と4,000チーム以上。そして優勝したのはMITチーム、開始約9時間弱での達成でした: ■ 「風船10個を見つけて、4万ドルをゲットしよう!」コンテスト、いよいよスタート (シロクマ日報) ■ DARPAの「赤い風船探しコンテスト」、開始後わずか9時間弱で優勝者決定 (Polar Bear Blog) で、優勝したMITチームがどんな作戦を使ったのか?という点ですが、これも2年前の記事で解説していました。蓋を開けてみれば簡単な話で、正確な情報をもたらした人物に賞金(2,000ドル)を与えるというもの。ただし正確な人

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    Donca 2011/11/04
    ✔ インセンティブ・デザインの重要性
  • シェアする学生ほど成績が上がる

    タイトルは釣りです悪しからず。「フェイスブックの友達数、脳の一部の大きさと相関関係か」なんてニュースも出てますが、それとは別に「Facebook利用と成績の関係」を探った研究結果も発表間近とのこと: ■ Facebook’s Impact on Student Grades (New York Times) 米ペンシルバニア州にあるLock Haven UniversityのReynol Junco教授が学術誌"Computers in Human Behavior"に発表予定の研究について。2,000人の学生を集め、彼らにFacebookに参加しているかどうかだけでなく、Facebook上でどのような活動をしているのかを調査、それを彼らの成績と合わせて分析を行ったそうです。 気になるその結果は、というと: While overall time spent on Facebook nega

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    Donca 2011/10/22
    ✔ シェアする学生ほど成績が上がる
  • インフルエンザの予防接種、受けてますか?をTwitterで分析

    Twitterで世の中の動きを把握する――もはや珍しい発想ではなく、株価予測やカゼの流行把握など、様々な形で実用化が進んでいます。そして新たに医療の世界で、こんな活用が研究されているとのこと: ■ Scientists Use Twitter To Track Flu Shot Attitudes (HuffingtonPost) ペンシルバニア州立大学の研究者、Marcel Salathéらによる研究成果について。彼らは2009年8月から2010年1月にかけ、インフルエンザ予防接種について語っている477,768件のツイートを収集、予防接種に対する態度を「肯定的」「否定的」「中立/無関係」の3つに分類を行ったそうです。また位置情報が含まれているツイートに関しては、それも含めて分析を行い、どの地域で摂取率が高いかを把握することが行われたとのこと。 その結果、予防接種に対して肯定的な態度を持

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    Donca 2011/10/17
    ✔ インフルエンザの予防接種、受けてますか?をTwitterで分析
  • POLAR BEAR BLOG

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    Donca 2011/10/05
    ✔ 【お知らせ】10月15日(土)情報ネットワーク法学会・オープンセッション「大震災とソーシャルメディア:その意義と課題」に参加致します。
  • 近くの喫煙所を教えてくれるタバコ

    情報は必要なとき、必要な場所で提供されるのがベスト。例えばいまからタバコを吸おうとしている人に、路上での喫煙や吸い殻のポイ捨てを避けてもらいたければ、(もちろん人に気をつけてもらうのが一番ですが)どこに喫煙場所があるのかを教えてあげれば良い……ということで、クロアチアでこんな取り組みが行われているそうです: ■ On cigarette packages, QR codes reveal a nearby place to smoke (Springwise) タイトルでほぼ解説されていますが、タバコのパッケージにQRコードが印刷されていて、それをアプリで読み取ると位置情報と組み合わせて近くの喫煙場所を教えてくれるという仕組み。 クロアチアの"Ronhill"という銘柄で実現されたものだそうで、こんな解説ビデオも用意されています: まぁQR云々抜きで、喫煙場所を教えてくれるアプリがあれば

    近くの喫煙所を教えてくれるタバコ
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    Donca 2011/09/14
    ✔ 近くの喫煙所を教えてくれるタバコ
  • オーケストラを細部まで

    コンサートに行って音楽を楽しんでいるうちに、「あのパートの演奏、もっと聴きたいな」とか「演奏してるのはどんな人なんだろう?」という思いを抱いたという経験がある方は少なくないのではないでしょうか。もちろん演奏者が有名な方であれば、詳細な経歴をしらべたり、ソロ演奏のCDを買ったりということは簡単ですが、全員の演奏者をということになると簡単ではありません。 で、今回のサイト。オランダの家電メーカー・フィリップスが立ち上げたキャンペーンサイトなのですが、「音楽を細部まで楽しむ」ことができるようになっています: ■ Philips Obsessed with Sound (Facebookページ"Hear Every Detail") 登場するのは同じくオランダのメトロポール・オーケストラ。彼らが行った演奏を、映像と共に楽しむことができます。 ではどのようにして「細部」を確認することができるのか。実

    オーケストラを細部まで
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    Donca 2011/09/07
    ✔ オーケストラを細部まで
  • 寄付する目覚まし時計

    こないだツイートしたネタですが改めて。「あと5分寝かせて」を実現してくれる、便利な便利なスヌーズ機能。毎朝お世話になってる……という方も多いと思いますが(僕も!)、逆に寝過ごす原因になってしまったり、「だったら最初から7時にセットしておけば良かった……」などとむなしい気分になってしまったりすることがあります。 さてどうしたものか。ズバリ、このアプリが解決策になるはず! ■ Snooze By LetGive, Inc. 何の変哲もないアラーム時計と思いきや。このアプリ、スヌーズボタンを押す度に、25セントが慈善団体に寄付されるというもの。これならお金が飛んで行く、という不安から眠気が覚め、あるいは何度スヌーズしても罪悪感は感じない、と(笑) ちなみに寄付の対象となる団体ですが、アスペルガー症候群や高機能自閉症の患者を支援する団体、自然保護団体など11組織で構成されているとのこと。毎月2回、

    寄付する目覚まし時計
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    Donca 2011/08/23
    ✔ 寄付する目覚まし時計
  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

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    Donca 2011/08/14
    ✔ 人気ラッパーのツイートで、保安官事務所に電話が殺到
  • FBIが「子供の行方不明用アプリ」を開発

    「そのためのアプリがあります」なんて言われても驚かない時代が来ていますが、これは予想していなかったという方が多いのでは。米FBIから、こんなアプリがリリースされています: ■ FBI Provides Free iPhone App To Identify Children (Patch) The new application provided by the FBI stores detailed information on children, including pictures, so that in case a child is lost, the information is available on one's cell phone and can also be quickly emailed to law enforcement. FBIから発表された新しいアプリでは、

    FBIが「子供の行方不明用アプリ」を開発
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    Donca 2011/08/11
    ✔ FBIが「子供の行方不明用アプリ」を開発
  • RFIDで乳牛の健康把握を

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    Donca 2011/08/04
    ✔ RFIDで乳牛の健康把握を
  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

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    Donca 2011/08/03
    ✔ DARPA、画像からより多くの情報を引き出す研究をスタート
  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

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    Donca 2011/08/02
    ✔ Facebook、プロフィール欄にお腹にいる赤ちゃんと出産予定日も追加可能に
  • POLAR BEAR BLOG

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

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    Donca 2011/08/01
    ✔ 「子供が食堂で何を食べているか」を監視するFacebookアプリが登場
  • 紙のマンガでARを

    AR(拡張現実)は最新のテクノロジーを活用して実現されるもの――とは限りません。以前参加したAR系イベントでは、プレゼンしている人の後ろに紙で作った「ふきだし」を浮かべて、その人の考えが浮かんでいるかのように見せるというアイデアが披露されていました。まぁあくまでもネタとして行われたものですが、こちらはそれをもう少し高度にしたアイデアです: ■ VIDEO: See Hidden Thoughts in SVK Graphic Novel (Layar) BERGという会社がリリースした、"SVK"というコミックについて。残念ながら初版はソールドアウトということで、現在第2版購入者の募集が行われています。 こんな紙のマンガでどうやってARを実現するのか――実はこのを購入すると、小さなブラックライトが付いてきます。と言われればどんな仕組みかお分かりでしょう。実はブラックライトを当てないと見え

    紙のマンガでARを
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    Donca 2011/07/31
    ✔ 紙のマンガでARを
  • POLAR BEAR BLOG: 記念写真をFacebookにアップデートしてくれるテーマパークが登場

    竹書房文庫から11月に発売されたSF小説『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』を読み終えたので、感想を少し。 この作品は「2028年に出版されたノンフィクション」という体裁を取っていて、内容もさまざまな関係者へのインタビューや公的記録、個人が記した日記など(を装った文章)で構成されています。その目的は、2023年に起きたある事件の顛末を描くこと。映像作品の世界には、フェイクでありながらあたかも物のドキュメンタリーのように映像を綴る「モキュメンタリー」という手法がありますが、それを文章で表現したような体裁になっています。 では2023年に起きたのはどのような事件だったのか。前述の通り、書は2028年に出版されたという体になっている、つまり読者はみなその事件についてある程度の知識を持っている前提になっているため、冒頭で全容がネタバレされます(あくまで2021年を生きている私たちにとっての

    POLAR BEAR BLOG: 記念写真をFacebookにアップデートしてくれるテーマパークが登場
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    Donca 2011/07/30
    ✔ 記念写真をFacebookにアップデートしてくれるテーマパークが登場
  • 結果としてのリアリティ

    嬉しいことに、昨夜TOKYO FMの番組"TIME LINE"にちょこっと参加させていただくことができました。子供のころエアチェック(死語)していたFMに出演できるなんて胸熱……とそれはともかく、昨夜の特集は「バーチャルとリアルの境界線」。モバイル端末からネットにアクセスするのが当たり前になった時代に、リアルとバーチャルの境界は存在するのか?という話でした。 個人的には、Facebookの方でもコメントしたのですが、「リアルとバーチャル」という分類はPC時代のインターネット体験の名残だと感じています。無骨なデスクトップPCの前に座り、アプリケーションを立ち上げ、電話回線からネットに接続する際の電子音を聞きながらしばし待機する――こんな「儀式」を経なければならなかった時代には、現実世界とネット世界が分断されていて当然でした。 しかし携帯電話があれば、数秒で欲しい情報が(しかも自分がいまいる場

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    Donca 2011/07/26
    ✔ 結果としてのリアリティ
  • You know nothing of my work!

    「メディアはメッセージ(The media is the message The medium is the message)」――このあまりにも有名な言葉を遺したマーシャル・マクルーハンは、1911年7月21日にカナダのアルバータ州で生まれました。つまり昨日がマクルーハン生誕100年。ということで、昨夜青山のアスタジオで行われた記念イベントに参加して参りました。上の写真はお土産として配布された、服部桂さん(@xirott)がBCCKSを通じて出版された『マクルーハンはメッセージ』。100年にちなんで、マクルーハンの100の言葉がチョイスされて収められています。 というわけでいそいそと出かけたものの、正直な話、僕は「マクルーハンも言ってるように、メディアはメッセージなんだよ(キリッ」と恥ずかしげもなく言っちゃう程度の知識しかありません(笑)。映画『アニー・ホール』のワンシーンに出てくる、

    You know nothing of my work!
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    Donca 2011/07/22
    ✔ You know nothing of my work!