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ブックマーク / www.riabou.net (32)

  • 魚や離島をめぐる戦い - リアリズムと防衛を学ぶ

    もしも将来、どこかの国が日戦争を仕掛けるとしたら、どういう光景が想像できるでしょうか? 大量のB29が飛来して、東京や大阪を焼き、果ては核爆弾まで落としていく―というのが太平洋戦争の末期でした。北海道に数千、数万人の陸軍が上陸してくる―とは冷戦時代に考えられた想定です。ひるがえって現在、その恐れが増していると言われているのが『離島有事』です。 北海道などの主要四島ではなく、他の島々において限定的な紛争が想定されます。日全土を占領して降伏に追い込む、というような全面戦争ではなく、ある特定の地域やそこにまつわる権利を巡る、限定的な戦争です。 どうも私たち日人は太平洋戦争の記憶が強烈なためか、戦争といえば、やるかやられるかの全面戦争を連想しがちな気がします。しかし歴史的にみて多いのはむしろ特定の目的を争うための限定戦争です。 特に小さな島や水域を巡る軍事衝突は、戦争とさえ呼ばれない小規模

    魚や離島をめぐる戦い - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/06/30
    ✔ [離島防衛]魚や離島をめぐる戦い
  • そろそろトップ絵(?)が欲しい → 探す → らきすた - リアリズムと防衛を学ぶ

    日記です。 タイトルに画像を使っているブログって、かっこいいですよね。ああいう画像のことを何というのか分からないのですが――トップ絵? タイトルバナー? とにかくそういうものを、うちのブログにも近いうちに着けたいです。 そこで作り方を調べてみたりしています。軽くて、すっきりしていて、軍事系だからといって怖くないのを作りたいですね。 材料は、もし使うとすれば軍事関連のフリー素材かなぁと思っています。 Military Stock Illustration Images. 14,453 military illustrations available to search from over 15 royalty free EPS vector clip art graphics image publishers. 大きさは、そんなに大きくても重たくなってしまわないか心配なので、TechWave

    そろそろトップ絵(?)が欲しい → 探す → らきすた - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/06/23
    ✔ [日記]そろそろトップ絵(?)が欲しい → 探す → らきすた
  • インフラとしての安全保障 - リアリズムと防衛を学ぶ

    大和総研のウェブサイトに安全保障について述べたコラムがありました。企業の経済活動と、国家や軍事力による安全保障との関わりについて、大和総研の中里氏が書いたものです。 安全保障はもっとも基的なインフラ 経済活動の土台には安全保障が欠かせないが、それはあまり意識されない、と中里氏は論じています。 安全保障を含む広義のインフラは大前提として、経済学的な考察の対象外とされることがしばしば起こるが、現実の経済活動では様々な影響を及ぼす。 ……安定した秩序が構築され、治安が良好であるからこそ、正常な経済活動が営まれる。このことは、世界の紛争地域では中長期の経済プロジェクトが頓挫してしまうことからも明らかであろう。 ……少なくとも独立を維持できるだけの安全保障体制は構築しておくべきであり、自由で活発な経済活動もそうした安全保障というインフラの上に成立するものである。……安全保障という視座をおろそかにし

    インフラとしての安全保障 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/06/22
    ✔ [防衛入門]インフラとしての安全保障
  • 抑止力の正体 - リアリズムと防衛を学ぶ

    抑止力、なんてものは当に存在するのでしょうか? 昨年来、抑止という言葉は話題になりました。鳩山前総理は沖縄を訪問したとき「学べば学ぶほど…(沖縄の海兵隊は他との連携のなかで)抑止力が維持できるという思いに至った」と述べました(時事5/4)。新聞はこれを「移設問題とは、『抑止力』と沖縄の負担軽減という困難な二正面作戦に他ならない。そのことは初歩の初歩のはずではなかったか。」(10/5/7朝日社説)と、気づくのが遅いよと批判しました。 その一方で、「沖縄の海兵隊に抑止力なんてない」「というか、そもそも抑止力なんてウソだ」と考える人もいます。なぜこんな風に人によって「あれは抑止力だ、いや違う」と意見が分かれるのでしょうか?? なぜなら、あいまいだからです。抑止力は目に見えず、手で触ることもできません。そこに部隊が存在する、ということは誰にも明らかです。しかしそれが抑止力になっているかは、見ただ

    抑止力の正体 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/06/10
    ✔ [「抑止」ってなんだ?]抑止力の正体
  • 普天間問題と政治主導のために足りなかったもの - リアリズムと防衛を学ぶ

    鳩山内閣は倒れ、菅内閣が発足しました。政治とカネの問題もありますが、普天間の移設、つまり安全保障の問題が大きな原因となって内閣が倒れてしいまいました。こんなことは滅多にありません。岸信介の安保改定以来の出来事ではないでしょうか。 新内閣は大丈夫でしょうか? また普天間問題で潰れる、ということはさすがにないでしょう。けれど普天間でしくじったのと同種の原因によって、思わぬ失政をやらかす恐れは残るでしょう。なぜならば普天間問題を迷走させた制度的な背景はまだ残っているからです。 官僚機構を除く、まともな知恵袋の欠如。安全保障に限らず、民主政権が『政治主導』を進める限り必要なそれが、しかしまだ出来上がっていないことは、今後も地味に政治の足を引っ張るのではないでしょうか。 「最低でも県外」とか言う前に検証すべきだった 前内閣が支持を落としたのは、普天間飛行場をドコに移設するか、二転三転、挙句に沖縄県内

    普天間問題と政治主導のために足りなかったもの - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/06/08
    ✔ [普天間問題][防衛政策]普天間問題と政治主導のために足りなかったもの
  • 「君主論」 ニコロ・マキアヴェッリ  - リアリズムと防衛を学ぶ

    マキアヴェッリが「君主論」を書いたとき、彼の問題意識は「新しい君主はいかにあるべきか」ということでした。 当時のイタリアは「油断をすればすぐにも崩壊しかねない脆弱な政治的支配関係」ばかりの不安定な政情にありました。そのために政治的に安定した近隣の大国であるフランスによっていいように振り回され、つまみいされても、ほとんど何もできない状況でした。 慈悲深く、敬虔で善良な君主は、しかしそのためにかえって脆弱な支配力しか持てない恐れがあります。そのため狡猾さと力に満ちた君主の方が、それによって権力を保ち、そのため善良なだけの君主よりもはるかに偉大な事業を達成できる、というのです。 新しく権力を握った指導者について 権力の維持がとくに難しいのは、旧制度を打倒し、それにとってかわった君主です。そういった君主は権力を安定させるため、新制度を設立せねばなりません。その際に注意すべきこととして、マキャベリ

    「君主論」 ニコロ・マキアヴェッリ  - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/06/02
    ✔ [書評]「君主論」 ニコロ・マキアヴェッリ
  • 沖縄と核兵器 - リアリズムと防衛を学ぶ

    に返還される以前、沖縄にはアメリカ軍の核兵器がおかれていました。それについてざっとまとめ、現代あるいは未来において沖縄に米軍の核兵器が配備される可能性があるかどうか、吟味してみましょう。 沖縄にあった核兵器 戦略核を沖縄に置く必要性は激減した 撤去された核兵器、残った密約 密約の想定は戦術核 戦術核を前方配備する必要性も低下した まとめ この記事の参考文献 関連記事 沖縄にあった核兵器 例えば1958年の台湾海峡危機、中国台湾がすわ戦争になるかと緊張した時のことです。このとき沖縄には2種類の核兵器が配備されていたことが分かっています。 Mk-6とMK-39という二種類の核爆弾です。Mk-6はキロトン級、つまり比較的威力の低い戦術核兵器です。アメリカ空軍と海軍の爆撃機、戦闘爆撃機に搭載するためのものです。Mk-39はメガトン級の戦略核兵器で、前者より大型の爆撃機に搭載されます。これらを

    沖縄と核兵器 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/05/28
    ✔ [核兵器]沖縄と核兵器
  • 北朝鮮による韓国艦『撃沈』事件と日本 - リアリズムと防衛を学ぶ

    韓国の哨戒艦「天安」が沈没した事件についてです。余り時間がないので、今回は手短に、ざっと。 沈没原因は魚雷、犯人は北朝鮮で確定 20日、ようやく正式な発表があり、この沈没が北朝鮮の魚雷攻撃による「撃沈」であったことがはっきりしました。 韓国軍当局が発表したところによると、北朝鮮の新型潜水艇・ヨノ型(130トン級)が……26日夜に天安を攻撃し、28日ごろ基地に帰投した事実が確認されたという。 天安の沈没原因を調査してきた民・軍合同調査団のユン・ドクヨン共同団長は20日、国防部大会議室で、「天安艦沈没事件の調査結果」を発表、海底から回収した「決定的証拠」である魚雷後部の推進装置や、韓国軍が確保した秘密資料の分析を根拠として、「天安は北朝鮮製の魚雷による外部水中爆発の結果、沈没したという結論に到達した」と発表した。 Chosun Online | 朝鮮日報 この調査は公平客観を期すため、国際的な

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    Donca 2010/05/21
    ✔ 北朝鮮による韓国艦『撃沈』事件のこれからと日本
  • 普天間返還が決まる経緯について江田氏の回想 - リアリズムと防衛を学ぶ

    みんなの党所属の衆議院議員である江田氏が、普天間基地の移設が決まるまでの経緯を書いていらっしゃいます。無論、今年の話ではなく、90年代に普天間返還が合意されたときの話です。江田氏は当時、橋総理の首席秘書官として官邸にありました。時節柄、非常に興味深い内容ですので、ここに一部引用して紹介させていただきます。 普天間基地の返還。それは、当時の橋首相がまさに心血を注いで成し遂げたものだ。元々、幼少期かわいがってくれた従兄弟を沖縄戦で亡くしたという原点もあり、何度も沖縄入りし、都合17回、数十時間にわたり、当時の大田沖縄知事と会談して、まとめあげたものだ。 ……ただ、こう言っても、実際、この問題に取り組んだことのない人には理解してもらえないかもしれない。あの少女暴行事件に端を発する沖縄県民の怒りが頂点に達した95年〜96年にかけての世論調査でも、この問題についての全国民の関心度は一桁台だったの

    普天間返還が決まる経緯について江田氏の回想 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/05/06
    ✔ 普天間返還が決まる経緯について江田氏の回想
  • 普天間および在沖米軍について韓国紙の論評 - リアリズムと防衛を学ぶ

    とりあえずメモ。4月28日、東亜日報より。 日土の米軍と違って、沖縄駐屯の米軍は日の防衛に限らず、アジア太平洋地域の防衛まで担当している。韓半島有事の際に、米軍の第1次発進基地になるのも沖縄だ。最先端航空機が配備された嘉手納空軍基地から見ると、ソウルは作戦半径1時間以内にある。「迅速機動隊」と呼ばれる1万8000人の米海兵隊は、6〜48時間の間にアジア太平洋地域のどこにでも戦闘投入が可能だ。米国土から海兵隊が投入されるには21日がかかる。海兵隊は、韓半島有事の際に、北朝鮮の大量破壊兵器を除去する任務を担っている。沖縄駐屯の米軍が、韓国にとっても大変重要である理由もそこにある。 ◆沖縄の中南部にある普天間基地は、沖縄駐屯の米海兵隊の航空ハブであるが、住居地域と商業地域に囲まれ、住民の反発が根強い。…もし、沖縄から米海兵隊が撤退すれば、米国の韓半島などアジア太平洋地域の防衛戦略に支障を

    普天間および在沖米軍について韓国紙の論評 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/05/05
    ✔ [北朝鮮][時事]普天間および在沖米軍について韓国紙の論評
  • 普天間、善意による混迷 - リアリズムと防衛を学ぶ

    鳩山総理が沖縄県を訪問されました。政府案(辺野古沖プラス徳之島)への理解と協力を求めるべく、知事、市長、市民らと会談されたそうです。テレビ、新聞らで既に数多くの報道がなされています(産経5/4・読売)。 鳩山首相は「辺野古の海をきょう訪れ、改めてこの海を汚さない形での決着が必要だとの思いを強くした。しかし、北朝鮮を始めとする北東アジアの情勢にかんがみ、抑止力の観点から引き続き基地の負担を一部お願いせざるを得ない」と述べ、協力を要請した。 名護市長に首相「抑止力の観点から協力を」 : 基地移設 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 回りまわって、結局また沖縄 鳩山総理のかねてからの持論は「常駐なき安保」、言い換えれば在日米軍の総撤収でした。さすがに総理就任後はそこまでは仰らぬものの、普天間基地の移設先については県外移設(日国外、または沖縄県外)の考えを度々表明してこられま

    普天間、善意による混迷 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/05/05
    ✔ [防衛政策]普天間、善意による混迷
  • 中国との対し方  高坂正尭著「海洋国家日本の構想」 - リアリズムと防衛を学ぶ

    戦後日の針路をどう考えるべきか。それを世に問うた名著が高坂正尭先生の「海洋国家日の構想」です。これは冷戦中に書かれたなのです。しかし今これを読み直せば「なんと、これは今現在の問題じゃないか」と思わせる記述が多くあります。 「東洋の離れ座敷」から「極西の国」へ 日は特殊な位置にあります。中華文明から近からず、遠からずの場所です。ために中華文明を大いに輸入しながら、漢化されることがありませんでした。中華に近すぎるが故に中華のフルコピーを目指さねばならなかった地域には到底不可能だったことです。この傾向ははるか古代からある、と著者はいいます。 日に入ってきた最初の中国文明を代表するものとして、銅鏡がいかに日化されたかという過程は、その後のすべての日中国の交流を象徴しているように思われる。 日人は、中国人にとっては宗教的な意味があった怪獣紋を純粋に装飾として扱い、それがいつのまにか

    中国との対し方  高坂正尭著「海洋国家日本の構想」 - リアリズムと防衛を学ぶ
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    Donca 2010/05/03
    ✔ [中国]中国との対し方  高坂正尭著「海洋国家日本の構想」
  • ブログ開始から1年が経ちました - リアリズムと防衛を学ぶ

    皆さま、いつもお読みくださりありがとうございます。お陰さまを持ちまして、ふと気がつけばこのブログを書き始めてからはや1年が過ぎました。今日はその節目に日記をつらつらと書きます。 ふりかえってみますと 思い出してみますと、書き始めた当初は定期的にブログを書くのがなかなかに面倒に思えたものです。しかし昨年の春から書き始めたところ、とんとん拍子に読んで下さる方が増え、夏ごろにはもうたくさんコメントやブックマークを頂くようになりますと、もう一つ書いてみようか、あれも書いてみようかと勢いが出て参りました。秋ごろからツイッターとmixiを始めたところ、ブログの記事に対してツイッター上で感想を寄せて下さる方、さらには「これ面白いよ」とRTで宣伝して下さる方、記事の元になる貴重な情報を寄せて下さる方などなど、数々の応援、ご助力をいただくようになりました。 また、励ましのお声のみならず、的確なお叱り、建設的

    ブログ開始から1年が経ちました - リアリズムと防衛を学ぶ
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    Donca 2010/05/02
    ✔ [ブログ]ブログ開始から1年が経ちました
  • マスコミの軍事リテラシー不足の問題 - リアリズムと防衛を学ぶ

    芸能人から政治家まで、さまざまな人がTwitterでつぶやき始めている昨今ですが、「在日アメリカ海軍司令部」もツイッターをやっています(在日米海軍司令部 (CNFJ) on Twitter)。在日アメリカ海軍の広報などを、わりとざっくばらんにつぶやいているようです。そのつぶやきの中で大きな危機感を抱かせるものがありました。日のマスメディアの軍事音痴をしめすつぶやきです。 最近1番驚いたこと。 それは先日米海軍横須賀基地に空母を視察に訪れた岡田外相を取材する為に東京からやってきた記者団のうちの何名かに、 空母ジョージ・ワシントンを目前にして「この船はなんですか?」「なんていう船ですか?」と訊ねられたことでした。 Twitter / CNFJ: 最近1番驚いたこと。それは先日米海軍横須賀基地に空母を視察に ... 駆逐艦が寄港したある地方の記者の方に、「この駆逐艦というのは、いわゆる空母です

    マスコミの軍事リテラシー不足の問題 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/04/30
    ✿ [時事]マスコミの軍事リテラシー不足の問題
  • 台湾が長距離ミサイルで北京を狙う理由 〜台湾の防衛戦略 - リアリズムと防衛を学ぶ

    台湾が中距離弾道ミサイルと巡航ミサイルの開発を再開する模様です。これに成功すれば中国の首都・北京をミサイルで狙えるようになります。 いまの台湾の総統は馬英九という人ですが、彼は中国に友好的な姿勢をもっています。だから北京を狙える長距離ミサイルの開発は停止していたそうです。 しかしここにきて、その態度が急に変わり、開発再開となったのは一体なぜなのでしょう? また、そもそも台湾はなぜ中国を狙えるミサイルをもとうとするのでしょうか。 普天間と中国のせいで態度が変わった 報道によれば、馬政権が態度をかえつつある背景には、普天間問題のせいで日米同盟の先ゆきが不透明になっていることと、それにタイミングを合わせたように中国の軍事活動が活発化していることだ、といいます。 再着手は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡る日米関係のギクシャクぶりへの台湾側の懸念や、中国の海軍力増強で有事の際に米軍の

    台湾が長距離ミサイルで北京を狙う理由 〜台湾の防衛戦略 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/04/26
    ✿ [時事][台湾]台湾が長距離ミサイルで北京を狙う理由 〜台湾の防衛戦略
  • 普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ

    私はこのブログで普天間移設問題について語ることを避けてきました。なぜならこの問題は大きすぎて、私の手には負えないからです。といっても「普天間基地を移設しよう、移設先はどこが便利か」それだけで済めば、話はとても簡単なのです。しかし、それは軍事の論理です。 普天間は軍事だけの問題ではない なぜ普天間基地を移設するのか? 引越し先の選びかた 普天間基地の機能 じゃあ台湾に移設するのはどうなの? もしも沖縄以外に移動したら? 軍事の論理と、政治仕事 軍事問題を政治的に論じるときの3つの誤り 追記 関連 参考 お勧め文献 普天間は軍事だけの問題ではない 沖縄県内移設、まして島以外への移設となれば、この問題は軍事の論理だけで語れる範囲をはるか飛び越えてしまいます。普天間は普天間だけの問題ではないのです。これについては以下の記事が参考になります。 http://d.hatena.ne.jp/sion

    普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味(追記あり) - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/04/23
    ✿ 普天間移設、および軍事は政治の道具だということの意味
  • 戦車と装甲車はどう違うのか?  ヨムキプル戦争4 - リアリズムと防衛を学ぶ

    十月戦争をとりあげるシリーズです。日では第四次中東戦争と呼ばれているこの戦いは、エジプト・シリア軍がイスラエルを奇襲したことで始まりました(その1)。イスラエル自慢の戦車部隊はエジプトが大量にそろえた対戦車兵器によって敗退します(その2)。頼みの綱のイスラエル空軍(IAF)は、全体的には航空優勢をとっているのに、肝心の決戦場の空域では対空ミサイルに阻まれていました(その3)。 そこでイスラエル陸軍は敵の対戦車兵器から虎の子の戦車部隊を守る対策をただちに編み出します。そこで今回はここをテーマにし、ついでに戦車と装甲車の違いについて解説します。軍隊の車はぜんぶ戦車だと思われていることがありますが、実際はいろいろあるのです。 いったいこの地獄はいつになったら終わるのか photo by <a href="https://www.flickr.com/photos/paulk/" target=

    戦車と装甲車はどう違うのか?  ヨムキプル戦争4 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/04/20
    ✿ 戦車と装甲車はどう違うのか?  ヨムキプル戦争4
  • ロシア帝国の野望(ディプロマシー・リプレイ) - リアリズムと防衛を学ぶ

    今日は珍しく趣味の記事を書きます。ボードゲームの話です。最近読んでいるブログで「ディプロマシー」の話題がとりあげられていました。 第一次世界大戦を舞台にした このボードゲームの特徴はなんといっても、『最初の国決めの時以外、運の要素は一切無い』という、ハードボイルドなゲーム内容にあります。テクノロジーとか、ユニット毎の強さの違いみたいなものもなく、戦いは純粋に「地政学上の優位性と交渉力を活かして、戦力をどれほど集中できたか。」にかかっています。 ゲームで学ぶ経営戦略:ディプロマシー - 人と組織と、fukui's blog そこでこのゲームのざっくりした解説と、私が前回プレイしたときのリプレイを書いてみます。 ボードゲーム「ディプロマシー」とは? ディプロマシーは20世紀初頭のヨーロッパを舞台にしたゲームです。プレイヤーはイギリス、ロシア、トルコらの指導者となり、陸海軍のコマ(ユニット)を動

    ロシア帝国の野望(ディプロマシー・リプレイ) - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/04/06
     [そのほか]リプレイ:ロシアの野望(ゲーム「ディプロマシー」)
  • 水没したiphoneをじっくり乾燥させたら10日後に復活 - リアリズムと防衛ブログ

    愛用しているiphoneを先日水没させてしまいました。が、このほどめでたく復活しました。そこでその経験を簡単に書いておきます。 水没と直後の状況 洗い場に水をためていたところに落とし、たぶん5秒間くらい水中に没しておりました。水はさほど汚れていなかったと思います。洗剤も含まれないただの水道水でした。これが無事復帰につながった一因ではないかと思います。 水から引き揚げた直後にはまだ画面が点いていました。しかし途端に横筋がはいり、ブラックアウトしました。私はとりあえず水をふき取りました。その後、とりあえず乾燥させようと思ってドライヤーの冷風を数時間当て続けました。 数時間後のiphoneの状況はこうです。手にもつと、いつもより何かちょっと重たい、つまりは中にまだ水が入っているような感じでした。カメラのレンズを覗き込むと中に水滴が見えます。液晶も全体的に見た目がくぐもった感じで、これも内側に水が

    水没したiphoneをじっくり乾燥させたら10日後に復活 - リアリズムと防衛ブログ
    Donca
    Donca 2010/03/30
     [日記]水没したiphoneをじっくり乾燥させたら10日後に復活
  • 「スイスのデフレ克服」 - リアリズムと防衛を学ぶ

    昨年、スイスが1%程度のデフレに陥った際に、それをいかに克服したのかが報道されています。いずれ何か記事を書きたいと思うので、ここに一部引用しておきます。 スイスでは、金融政策運営手段として、外国為替市場で介入する権限が中央銀行に与えられている。デフレ圧力を回避し、国際競争力を強化するため、昨年3月以降、為替市場で大規模な介入政策が実施された。事実上のゼロ金利、しかも銀行準備に関する目標もないので、介入資金を回収する必要がなく、基礎貨幣は倍近く増加した。 名目GDP比率でみたスイスの介入規模は、2003年春から04年春にかけての日通貨当局による「大介入政策」を上回っている。… …昨年末にスイスの物価上昇率はプラスに転じ、今年は1%程度になる見込みである。……巨大金融機関のバランスシート問題が残る中で、強力な介入政策の実施によって、スイスはデフレ克服に成功を収めた。 教訓は、市場から介入資金

    「スイスのデフレ克服」 - リアリズムと防衛を学ぶ
    Donca
    Donca 2010/03/27
     [そのほか]「スイスのデフレ克服」