自民党は2日午前の総務会で、政府の経済財政諮問会議がまとめた2009年度予算編成の基本方針について、見直しを求めていく考えで一致した。今後3年間にわたって、概算要求基準(シーリング)を撤廃し、公共事業費の3%削減と社会保障費の伸びを2200億円抑制する方針も撤回するよう求める内容で、党4役が近く麻生太郎首相に申し入れる。 総務会では「公共事業をこの段階で悪と言ったら何の政策も打てない」(加藤紘一氏)などの意見が相次ぎ、最後に細田博之幹事長が「骨太方針を変えて、向こう3年間は景気回復に充てるべきだ」と引き取り、見直しはやむを得ないとの考えを示した。 この後、記者会見した笹川堯総務会長は、政府が党側の要求に応じない場合、「(09年度予算案を了承するのは)難しくなる。小泉純一郎元首相のように無視するというなら別だ」と述べ、党側の意見を尊重すべきだと強調した。 【関連ニュース】 ・ 〔写
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