奈良県大淀町立大淀病院で06年8月、同県五條市の高崎実香さん(当時32歳)が分娩(ぶんべん)中に意識不明となり、19病院に受け入れを断られた末、転送先で死亡した問題を巡り、遺族が町と産科医に約8800万円の賠償を求めた訴訟の判決が1日、大阪地裁であった。大島真一裁判長(島村雅之裁判長代読)は遺族の請求を棄却した。しかし、3時間以上も転送を待たされた経緯に触れ「産科救急医療の充実を願う」と付言した。【日野行介】 原告は、夫晋輔さん(27)と転送先で生まれた長男奏太ちゃん(3)。主な争点は、産科医が頭部CT検査を実施せず、死因となった脳内出血ではなく妊娠高血圧症の子癇(しかん)とした診断の過失と、救命可能性の有無だった。 判決は、脳内出血が発生した時刻を、実香さんが頭痛を訴えた06年8月8日午前0時ごろと推認。その上で、「設備の整った医療機関にできるだけ迅速に搬送することを優先させた判断は不適
予防接種法改正論議にからみ、ここのところ報道が増えています。 神戸新聞のワクチン特集。 取材時、管理人からは、日本メーカー育成の必要性、海外メーカーが母国の要請で輸出止められたら現状ではお手上げ・・・と「ワクチン安全保障論」を話させていただきました。その他、プレフィルド(注射器充填済み)原則の海外製ワクチン使いやすさなど、12年間の海外医療体験から色々と。 http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0002745411.shtml 以下、コピペです↓ ************************** ワクチン“後進国”日本 新型インフルで浮き彫り 昨年以降、国内でも大流行を引き起こした後、ほぼ沈静化してきた新型インフルエンザ。この間、新たに出現した感染症ということもあって、さまざまな混乱が生じた。その象徴ともいえるのが、接種回数をめぐる方針が二転三転す
(関連目次)→大淀事件 ぽち→ (投稿:by 僻地の産科医) 大淀事件!判決内容概要です! たまりょさま、三上さま、うろうろドクターさま、詳細ありがとうございました。 ばみゅさまもきっと喜ばれます(>▽<)!!! みんな待ってたから。 ばあばさまのコメントどおり、一人医長の問題点、 産婦人科医の勤労状況についても触れられており、 ③因果関係 このようにM医師に過失を認めることはできない。 しかし、M医師らがもっとも適切な処置を取れたと仮定して、因果関係を検討する。 ・0:14頃に、脳内出血の診断は無理なので、経過観察としたことは相応。 ・心因性意識消失は30分以内なので、0:14頃から30分経過した時点で再び診察し、意識が戻っていないことから、脳に何らかの異常が生じていると判断し、速やかに搬送先を探し始めるというのが、大淀病院が取りえた最善の措置である。 ・0:14から30分余後の0:50
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