議題 （１）「医療の質の向上に資する無過失補償制度等のあり方に関する検討会」開催の趣旨等について （２）無過失補償制度等に関する我が国の現状等について １）我が国の医療安全の取り組み状況等について ２）我が国の無過失補償制度関連の現状について （３）その他 ＜配付資料＞資料１ 「医療の質の向上に資する無過失補償制度等のあり方に関する検討会」開催要綱（PDF:140KB） 資料２－１ 我が国の医療安全施策のこれまでの動きについて（PDF:587KB） 資料２－２ 医療事故の原因究明及び再発防止を図る仕組みの検討状況について（PDF:263KB） 資料３ 医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度について（医薬食品局総務課医薬品副作用被害対策室提出資料）（PDF:869KB） 資料４ 予防接種健康被害救済制度について（健康局結核感染症課提出資料）（PDF:358KB） 資料５ 産

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◇「半年後にも報告書」 医療事故で患者が死亡したり、重い障害が残ったりした場合に、医師に過失がなくても補償金を支払う「無過失補償制度」の創設に向けた厚生労働省の検討会の初会合が２６日開かれた。対象とする医療分野の範囲や補償水準など具体的な制度設計について話し合う。座長の里見進・東北大学病院長は「半年後を目標に報告書をまとめたい」と話した。 医療事故が起きると患者側は民事訴訟を起こして損害賠償を求めるのが一般的だが、立証が難しく時間がかかるため、患者側の負担の重さが指摘されていた。無過失補償制度は、患者や家族を早期に救済し、医療関係者の負担を軽減することで医療の質の向上を図る狙いがある。 産科分野の一部では０９年から同制度を導入。出産はリスクが高く、過失の有無の判断が難しいためで、赤ちゃんが重度の脳性まひで生まれた場合に一定の要件を満たせば総額３０００万円を支払う。財源は、運営組織の財団法人

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医師に過失がなくても、医療事故で死亡したり、障害を負ったりした場合に補償金を支払う「無過失補償制度」について検討する、厚生労働省の「医療の質の向上に資する無過失補償制度等のあり方に関する検討会」（座長＝里見進・東北大病院院長）の初会合が8月26日に開かれた。この中で、無過失補償制度と、医療事故の原因究明や再発防止策の仕組みを併せて検討すべきだとの意見が相次いだ。 初会合の冒頭、あいさつする岡本充功厚労政務官（8月26日、東京都内） 同検討会は、政府が4月に閣議決定した規制・制度改革の方針で、「保険診療全般を対象とする無過失補償制度の課題などを整理し、今年度中に検討を開始する」としていることを踏まえ、補償の範囲や水準など制度の枠組みを議論する。 　初会合では、医薬品医療機器総合機構の「医薬品副作用被害救済制度」や、日本医療機能評価機構の「産科医療補償制度」など、無過失補償制度などの現状につい