インフルエンザへの警戒が必要な季節がやってきた。手洗いなどの予防は欠かせないが、今年は、インフルエンザにかかってしまった時の治療が大きく変わりそうだ。厚生労働省は今年2月、塩野義製薬が開発したインフルエンザの新しい治療薬「ゾフルーザ」を承認した。薬は3月に発売され、今シーズンから本格的に使われる。ゾフルーザはこれまでの治療薬「タミフル」などとどう違うのか。気になる効果や副作用について、インフルエンザに詳しい廣津医院(川崎市)の廣津伸夫院長に聞いた。【毎日新聞医療プレミア・鈴木敬子】 ◇細胞内でウイルスの増殖を抑える インフルエンザ治療薬は現在、経口薬のタミフル(1日2回を5日間)▽点滴薬のラピアクタ(1回)▽吸入薬のリレンザ(1日2回を5日間)、イナビル(1回)--の主に4種類が使われている。これらは「ノイラミニダーゼ阻害薬」と呼ばれる。 インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは
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