新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけがことし5月に「5類」に変更されたあとでも求められる身近な感染対策について、厚生労働省の専門家会合のメンバーらが新たな見解の案をまとめました。3年前に「新しい生活様式」として示された人との間隔を2メートル空けるなどといった対策を改め、体調に不安がある時の自宅での療養やその場に応じたマスクの着用などを「5つの基本」として示しています。 厚生労働省の専門家会合のメンバーらがまとめた新たな見解の案では、感染対策の「5つの基本」として ▽「体調不安や症状があるときは自宅で療養するか医療機関を受診すること」 ▽「その場に応じたマスクの着用やせきエチケットの実施」 ▽「3密を避けることと換気」 ▽「手洗い」 ▽「適度な運動と食事」 を挙げています。 この中では、体調不良や発熱などの症状がある場合には無理せずに自宅で療養したり医療機関を受診したりするとしていて、職