2013年03月22日22:11 ADHD・発達障害のはなしくすりのはなし 値段から見たアトモキセチン(ストラテラ)の処方戦略 きょうです。 講演や、執筆原稿の中で、最近はかならず「お金のはなし」をするようにしています。 って自分が講演料いくらもらえるかとか執筆料とかそういう話でなく、医療経済の話です! 院外処方で診療しているクリニックでは、クリニックでの窓口負担にだけ、医療側は意識をするのですけど、患者さんからすれば、クリニックで払うお金と薬局で払うお金の合算が、医療にかかったお金ですから、どれだけ患者さんの財布に優しい治療をするか、ってことも大切です。ただし、これは短期的な見方をしてはいけません。 たとえば、たとえ1回にかかる治療費が高かったとしても、その結果生活が改善し、長期的にみればベネフィットの方が短期的な負担を上回ることもあるのです。 僕はこのような視点を意識していますし、社会