関市の新しい名物料理「アユてっさ」。切れ味鋭い地元産の包丁で薄づくりにする=関市日ノ出町2丁目の料理店「海鮮や じゅらく」 【森川洋】清流・長良川と刃物がシンボルの関市で、「アユてっさ」が新しい名物料理になっている。フグの刺し身のように、アユを薄切りし、花びらのように美しく盛りつけるのが特徴。薄づくりの際に活躍するのが、地場産品の高級包丁だ。 関市では「ウナ丼」が名物料理だが、さらに風土と結びついた新メニューをと知恵を絞り、3年前に第一弾「アユ丼」が誕生。アユ丼は12店で提供されており、ご飯の上に乗せるアユの調理法はフライ、甘露煮、煮びたし、漬(づ)けなど、各店が個性を競っている。 アユてっさは関市観光協会が音頭をとった新メニューの第二弾だ。今年春から夏にかけて市内の飲食店10店で登場、単品やセット、コースの一部として提供されている。 続きを読む関連記事ご当地「かるしお」レシピ募集