スマートフォンやタブレットの普及でインターネットが身近なものになるにつれ、Webに求められることも変わっています。これまでの「売り上げを伸ばす」「認知をあげる」以外に、「ユーザーに好まれる」「ビジネスへの貢献度の高いユーザーを増やす」というコミュニケーションが求められています。 本連載では、NPS認定資格者の川畑隆幸さんが、ロイヤルティを計測する指標「NPS」を事例を交えて分かりやすく解説します。(編集部) PV、UU、Visit、CVなどのアクセス解析の「指標」に依存するデジタルマーケティングを見直す動きが、グローバル企業を中心に加速しています。アクセス解析だけでは、顧客のデジタルマーケティングにおけるビジネスへの貢献度が測りにくいことに気づいた先進企業が、ビジネスへの貢献度が高い顧客、「ロイヤルティが高い真の顧客」に気づくための指標を模索し始めたのです。 この連載では、新しい指標である