中央社会保険医療協議会(中医協)が18日まとめた2012年度の診療報酬改定の骨子は、救急や在宅医療に重点配分し、病院勤務医の負担軽減と医療の機能分化を進める方針を打ち出した。設備の整った大病院は救急など重症者の治療に集中し、症状の比較的安定した患者は診療所などが受け持つ考え方だ。ただ、医療機関側は基本料金である再診料の引き上げを引き続き要望している。2月半ばに確定する12年度の診療報酬はメリハリ
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中央社会保険医療協議会(中医協)が18日まとめた2012年度の診療報酬改定の骨子は、救急や在宅医療に重点配分し、病院勤務医の負担軽減と医療の機能分化を進める方針を打ち出した。設備の整った大病院は救急など重症者の治療に集中し、症状の比較的安定した患者は診療所などが受け持つ考え方だ。ただ、医療機関側は基本料金である再診料の引き上げを引き続き要望している。2月半ばに確定する12年度の診療報酬はメリハリ
厚生労働省は2012年3月から、病院や薬局が健康保険に請求する医療費の明細書(レセプト)を、すべて電子照合して厳格に審査する。患者ごとにレセプトを名寄せして、過去6カ月分を点検するとともに病院と薬局のデータも照合する。レセプトの9割が電子化されたことを踏まえ、過剰な投薬・診療や不正による無駄な医療費の洗い出しを強化する。3月から会社員と公務員を対象に全件、電子照合を導入する。厚労省所管で、47
運転停止中の九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働を巡り、経済産業省が6月に県民向けの説明会を開いた際、九電の原子力発電部門の社員が本社や子会社の社員に一般市民を装って再稼働を支持する意見メールを送るよう依頼していたことが6日、明らかになった。依頼に基づき、説明会開始後に複数のメールが寄せられたという。九電の真部利応社長が6日、福岡市で開いた記者会見で明らかにした。玄海原発
衆院東日本大震災復興特別委員会原子力安全委員会は24日、一般質疑を開いた。班目春樹委員長は福島第1原子力発電所1号機への海水注入が一時中断された問題をめぐり「『再臨界の可能性はゼロではない』という(自らの)発言は事実上ゼロだという意味だ」と述べた。福山哲郎官房副長官は「大変重く受け止めた
大震災は「想定外」ではなく、発生日時や震源などは予測できないものの、起こること自体は容易に想定できた――。地震学を専門とする東京大教授が14日、こうした見解を英科学誌ネイチャー(電子版)に公表した。見解を公表したのは、ロバート・ゲラー東京大教授。同教授によると、チリやスマトラ沖など環太平洋地域では過去100年間に、東日本大震災と同様の
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