クリックして拡大する目を大きくみせる効果が高いアイラインだが、目の内側の粘膜に入れるとマイボーム腺を塞ぎ、ドライアイの原因になることも 女性の間で人気の高い、目を大きくみせる「目力(めぢから)」アップのアイメーク。女性誌にはさまざまなメーク法が紹介されているが、行き過ぎたアイメークはドライアイやものもらいなど目のトラブルの原因になる。充血したり乾いてしょぼしょぼしたりした目は、いくら大きく見せても美しくは見えない。目力アップのためにはアイメークの前にまず、目の健康を考えることが大切だ。(平沢裕子) ◆中高年は特に注意 目力アップのメークにかかせないアイライン。医薬品などを扱う「チバビジョン」(東京都品川区)が昨年、10代後半から30代前半のコンタクトレンズユーザーの女性300人にアイラインを入れる位置について聞いたところ、約7割がまつ毛の根元や内側の粘膜まで塗っていた。このメーク法、女性誌