「初音ミク」を背景に握手を交わす札幌市の上田文雄市長(左)とクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長=2日午前、札幌市内 札幌市は2日、イメージキャラクターの仮想アイドルが国内外で人気を集める歌声合成ソフト「初音ミク」を開発した同市のIT関連企業「クリプトン・フューチャー・メディア」とPR活動に関する協定を調印した。 詳細は今後協議する予定だが、アニメや音楽関係のイベントで札幌を紹介したり、「さっぽろ雪まつり」での雪像展示、若手クリエイターの育成や映画祭などでの協力を検討している。 「初音ミク」は同社が平成19年に発売したパソコン上に歌詞やメロディーを入力すると合成された歌声が流れるソフト。イメージキャラクターとして16歳のアイドルが設定されている。動画投稿サイトなどを通じてファンが多い。 上田文雄市長は「(初音ミクは)にわかには理解できなかったが、世界中で愛されるキャラクター。活