YOU ARE WHAT YOU’VE READ: URSULA K. LE GUIN SPECIAL! | El Maruyatch - エル・マルヤッチ
AND I AM WHAT I’VE READ. You are what you eat”という言い方がある。 それはそれで非常に正しいが、人はパンのみにて生きるにあらず。その人が読んできたものこそ、その人をその人たらしめている最大の要因ではないか。……とは、ずっと書いているとおり。 シリーズ化しているこのエントリー、毎月上旬にアップするようにしているが、今月は21日だ。 Why? なぜなら、10月21日がアーシュラ・K・ル・グイン（Ursula K. Le Guin）の誕生日だから（81歳）。 「好きな小説家」ならたくさんいるが、ここまでワシの血となり肉となっている作家は他にいない。 彼女はタオイストであり左翼的であり文化人類学的観点を持ち、人種・民族・文化や性的傾向の多様性を賛美する。要するに、ワシの人格形成の相当なパーセンテージは彼女に由来する。だから、ワシの性格に問題がある場合は
HAPPY BIRTHDAY, GOVERNOR BITCHIHARA
石原知事どの 78歳の誕生日おめでとうございます。 これまでに貴公が黒シール事件等で示して下さったビッチアスネスは、我々の心に深く刻まれております。 かつて一休宗純が言ったように、全ての誕生日はめでたいお迎えへのプレリュード。知事さまにおかれましても、一刻も早いお迎えタイムを、と心から祈っております。 ええ、心から。 ……………………………………………………… さて、黒シール事件とは…… 1983年の参議院議員選挙にて。 石原慎太郎陣営が、対立候補だった新井将敬（日本に帰化したコリアン。朝鮮半島系日本人）の選挙ポスターに「1966年に北朝鮮から帰化」と書いたシールを貼付けた事件。結果として石原はトップ当選、新井は落選となった。 この事件のビッチアスなポイントは5つある。 （1）そもそも、これは明らかな選挙法違反である。 （2）北朝鮮こと朝鮮民主主義人民共和国ができたのは1948年秋。同年1
伝説七変化
先週金曜に発売されたbmr最新号の表紙はジョン・レジェンドとザ・ルーツ。 そのレジェンドさん、こないだ遂に日本盤DVD化された『ソウルメン』の冒頭部にて、こんな体当たり演技、いや、体当たりコスプレを披露している。 まずは60年代後半 ↓ 70年代前半。暗黒への挑戦というか、灼熱の狂宴というか ↓ 70年代後半。服はどう見てもブーツィ路線 ↓ 顔はジョージ・クリントン ↓ 手に持ってるブツは……おお、バップガン！ ゲイリー“スターチャイルド”シャイダー、レスト・イン・ピース ↓ 80年代。顔と髪型はプリンス（を目指しているのだと思う） ↓ 股間はキャミオ。しかも、ラリー・ブラックモンよりデカい！ ↓ そのうえ、このパートで流れる曲はザップふう。 ニュージャック前夜、80年代半ばまでの黒人音楽三大要素を凝縮しとる！ 「EW&Fが極彩色となるのは70年代半ば以降じゃないか」とか「ジョージ・クリン
訃報から2ヵ月 - Music, Sexuality and Mextra-Celestials | El Maruyatch - エル・マルヤッチ
グールーことキース・イーラムが世を去って2ヵ月が経った。 彼の遺作ということになろうアルバムは、昨年4月にリリースされた『Guru 8.0 Lost & Found』だ（この時点で、グールーさんは既に痩せ過ぎである）。実は、その同作に——人の死に便乗した売名と思われたくなくて、今まで黙っていたが——ワシの名前がクレジットされている。 ブックレット裏のクレジット羅列。 その18曲目の部分。 要するに、日本用ボーナストラックにAISHAというシンガーをフィーチャーした“It’s On You”という曲があり、そのAISHAのパートの歌詞を手伝っただけなのだが。 というわけで、日本盤のみだし、めちゃめちゃ小さい記載ではある……しかし！ グールーのアルバムに名前が載ったという事実は、それだけで凄いことだ。特に、昔からプレミアよりグールー派だったワシにとっては。 もっとも、「人づての人づて」みたいな
グランドマスター・イナリ・ニンジャの世界
明日の会場である池袋サンシャイン60の39階「株式会社オルトプラス (AltPlusInc.)」への近距離案内です。 モバイル環境では、こちらの形式が拡大自由で見やすいかと。 「チッ、面倒なヤツが来た」と思ったのだ、最初は。 2017年秋、発端はヤフーライフマガジンからのEメールだった。 同ウェブサイトが企画した特集『猫が大好き！』に参加しないか？という依頼。なんでも、わたしが同年4月に開催したトークライブ『ねこネコ猫パラダイス with サンキュータツオ』が人づてに伝わり、編集部内で話題を呼んだとか。で、丸屋九兵衛にもネコを語らせてみよう、となったわけだ。 …………………………………………………….. その特集のコンセプトは、「ネコ好き知識人（ウソ）が、ネコ関連スポットを訪れて、ネコ愛を語る」というネコ尽くし3段重ねもの。ということは、「ネコ関連スポット」を指定せねばならない。 なので、
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One More Thing You Have To Know Abouth The Bitch (A.K.A. Sun City Bitch)
YOU ARE WHAT YOU’VE READ
LOVE, 052
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今日のパンチライン
ナイジェリアン・ギャングスタはそんなに恐いのか？
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SUPRA FLY TNT