ただシンプルに、美味しい鶏肉を。 とにかく旨い鶏肉だけを追い求めたい。 そんなチキンハンターの血が騒ぐ夜がある。 しっとりとした鶏肉に、程よく吹き出す肉汁。 甘みのある鶏皮に、塩胡椒の旨みなど最高だ。 一度入ったら終わり。 それこそがチキンスイッチだ。 そして街には、このスイッチを押しまくる輩がいるのだ。 今日はサラダでも食べようかな? そう思っているところを、ぽちっ。 昨日飲み会だったから、今日は調節しよう! そう反省しているところを、ぽちっ。 やたらめったらチキン欲を掻き立てる、そんなフランチャイズがあるのだ。 そして奴は、全ての都道府県に潜み、我々の背中のスイッチを狙っているのだ。 貴様のことだ、KFC。 何が「くーりすますが今年もやってきた~♪」だ。 私の脳にやってきたのは、貴殿の方だ。 毎年チキンスイッチを押し逃げする、いたずらっ子チェーン店、KFC。 カリカリチキンで誘惑してく