スリランカ・コロンボ(Colombo)の刑務所から釈放される人々(2013年2月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ishara S.KODIKARA 【3月12日 AFP】スリランカで、新たに死刑執行官に採用された男性が、初めて絞首台を目にしてパニックに陥り、その後行方が分からなくなっていることが明らかになった。 刑事施設管理当局のチャンドララスナ・パレガマ(Chandrarathna Pallegama)長官が11日、明らかにしたところによると、今月就任したこの執行官は、6日に絞首刑の執行施設を訪れた後、恐れをなして逃げ出したという。 パレガマ長官はAFPの取材に、逃げた執行官は「絞首台を見たら怖くなったと言っていた」と説明。「以来、彼は出勤しておらず、新たに絞首刑執行官を募集する必要があるだろう」と語った。 絞首刑執行官の月給は85ドル(約8700円)だが、同国では1976年以降、死