拝啓。 一つだけ教えて下さい。困っているのです。 私はことし二十六歳です。生れたところは、青森市の寺町です。たぶんご存じないでしょうが、寺町の清華寺の隣りに、トモヤという小さい花屋がありました。わたしはそのトモヤの次男として生れたのです。青森の中学校を出て、それから横浜の或る軍需工場の事務員になって、三年勤め、それから軍隊で四年間暮し、無条件降伏と同時に、生れた土地へ帰って来ましたが、既に家は焼かれ、父と兄と嫂(あによめ)と三人、その焼跡にあわれな小屋を建てて暮していました。母は、私の中学四年の時に死んだのです。 さすがに私は、その焼跡の小さい住宅にもぐり込むのは、父にも兄夫婦にも気の毒で、父や兄とも相談の上、このAという青森市から二里ほど離れた海岸の部落の三等郵便局に勤める事になったのです。この郵便局は、死んだ母の実家で、局長さんは母の兄に当っているのです。ここに勤めてから、もうかれこれ
ご存じのとおり、来月2月12日はダーウィン生誕200年にあたります。さらに、今年は彼が50歳の時に出版した「種の起源」の発刊から150年ということで、「ダーウィン年」として関連の企画や催し物が目白押しに予定されています。 その先頭を切って、本日発行されたScienceの表紙は若き日のダーウィンでした。(この写真と、左右が逆になっているようなのですが、洋服の合わせから見ると、この表紙が間違っているような・・・・。こちらを見ても逆ですよ。Scienceの大失態か?) 今回の合には「地球生命の起源」に関するエッセイが載っていますが、これから毎月一度進化関係の連続エッセイが掲載されることになるようです。 さらに、もしダーウィンが現代に生きていたら間違いなくブログをやっていただろうという発想から、Origins: a history of beginnins というブログも始まりました。 見てみると
written by パルモ カテゴリー:情報紹介系 エンターテイメントバカネタブログ テーマ:人間観察 人間の心の闇に潜む「七つの大罪」って奴と、正面から向き合ってみるのもたまにはいいんじゃない?毒じゃなきゃ制せない、毒があるかもしれないじゃない?表裏一体で誰もが持っている良い心と悪い心、両方受け入れちゃえたなら、見えてくる何かがあるかもしれないじゃない? ご観覧に関して 1.リンクフリーです。 2.リンク先のサーバーがメンテ中の時は、動画などが表示されない場合がありますことをご了承願います。 3.主に海外サイトを紹介しています。リンク先によっては危険なプログラムが潜んでいる場合もあります。ザイーガでは独自にウイルスチェックをしておりますが、使っているウイルスソフトにより反応の違いがあるようです。ご利用は必ず自己責任でお願い致します。 4.インターネット規制により、犯行予告的なもの、人の
ポール・グレアムのエッセイと和訳一覧 (originally maintained by naoya_t) Paul Grahamのエッセイ(原文)と、公開されている日本語訳のリストです。 見つけたら or 訳したら、自由に追加して下さい。複数の訳が存在する場合は全て追加してください。 How to Get New Ideas 新しいアイデアを得る方法 (lionfan) The Need to Read 読む必要性 (Shiro) Is There Such a Thing as Good Taste? 良いセンスはあるか? (lionfan) Beyond Smart 知能を超えて (lionfan) Weird Language ヘンな言語 (Shiro) How to Work Hard 全力で働く方法 (lionfan) A Project of One's Own 自分の仕事
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 友人である城戸御夫妻のご紹介で、奈良の名門西大和学園高等学校で高校生の方を対象にお話をさせていただく機会が帰国中にありました。 「生徒さんが夢を持てるようなことや、励ましの言葉」を話すということを事前に使命として打診されました。しかし、(私の日本語力不足もあり)「がんばれ」という言葉以外に適切な励ましの「日本語」がうかんできませんでした。そこで、直接「励ます言葉を贈る」代わりに、5年後10年後に社会に出たときに役立つような考え方のフレームワークを、お話させていただきました。講演でもお話しましたが、大切なメッセージは”わかりやすく、直接的に”表
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/07 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/09 日本に帰国中に移動時間を利用してあらかじめ予定していた本3冊を計12時間ほどで一気に読みました。 #1. 日本語が亡びるときー英語の世紀の中で-(水村 美苗)(6時間) #2. ベネディクトアンダーソン グローバリゼーションを語る(梅森直之)(4時間) #3. 朗読者(ベルンハルト シュリンク)(2時間半) 「日本語が亡びるとき」は梅田望夫氏の「すべての日本人がいま読むべき本だと思う」に触発されて、「ベネディクトアンダーソン グローバリゼーションを語る」は文化系トークラジオライフのポドキャスとでの推薦で、「朗読者」はタイタニックの時から注目し
» 小林秀雄の「響き」 トラックバック 須磨寺ものがたり 「新潮」2008年12月号に、 茂木健一郎さんと白洲信哉さんの対談、 「批評の肉体性を聴く」が掲載され、 特別付録として小林秀雄の「響き」という、講演CDが付いている。 早速、私は購入し読むことにした。... [続きを読む] 茂木さん、こんばんは。 小林秀雄さんのCD「響き」を拝聴し、 茂木さんと白洲信哉さんの対談を興味 深く読ませていただきました。 たいへん多くのことを感じると共に、 考えさせられました。 でも、とてもここには書ききれませんので 特に関心をもったことだけにいたしますが、 出せる様なものになるかどうか、わかりません。 その時は、「割愛」してください。(笑) 小林秀雄さんの講演で肉体性についてのお話ですが、 確かにお聴きしていて、声力や話のテンポ・リズム・ ポーズなど、咄家さんの様で、そこに話術と話題が 上手くかみ合い
この本は、頂き物ではなく、ちゃんと自腹で買いました。 『赤めだか』 読む前から評判が高く、売れているようなので、つい敬遠してしまったのですが(編集者にありがち)、いや、もっと前に読めばよかった。 近頃読んだ本の中でも、一番のオススメです。 今日はその中でも、僕にとって一番「しみた」部分をご紹介。 *あとから入門した弟弟子の志らくを、師匠の談志が何かにつけてほめ、著者(談春)が腐っていたときの話 翌日、談春(ボク)は談志(イエモト)と書斎で二人きりになった。突然談志(イエモト)が、 「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」 と云った。 「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来ならば相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかな
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