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ブックマーク / nazology.net (20)

  • 子供たちのエサとして「追加のヒナ」を産む鳥がいると判明! - ナゾロジー

    余分な卵は保険かそれとも糧庫か?余分な卵は保険かそれとも糧庫か? / Credit:Canva多くの鳥たちは少し多めの卵を産みます。 3匹のヒナが理想的な種では4個の卵、4匹のヒナが理想ならば5個の卵というように、卵の数は想定するヒナの数に「プラス1」したものになります。 これまで、この「プラス1」された卵は孵化の失敗・病気・捕などによるヒナ喪失の保険として機能すると考えられてきました。 しかし新たに行われた研究によって、ヤツガシラと呼ばれる鳥たちでは卵を「プラス1」する理由が普通とは違う可能性が示されました。 ヤツガシラはユーラシアとアフリカの両方に広く分布している雑(肉より)の渡り鳥であり、日でも冬になると少数のヤツガシラが渡来することが知られています。 しかしヤツガシラにはもう1つ、高い兄弟いの頻度が知られていました。 これまでの研究で、ワシやタカなど多くの鳥類で兄弟同

    子供たちのエサとして「追加のヒナ」を産む鳥がいると判明! - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2024/03/24
    おかわりいただけた
  • 「俺はフェラーリだ!」と思い込むだけで走るのが速くなると判明 - ナゾロジー

    足を瞬時に速くするための魔法の”思考法”が見つかりました。 英エセックス大学(University of Essex)のスポーツ科学研究チームによると、わずか数語の「たとえ話」を使うことでスプリンターの走るスピードが有意に上がったと報告されています。 具体的には「フェラーリのように駆け抜けろ」とか「ジェット機が飛び立つように走れ」と言い聞かせると、走るスピードが3%上がったというのです。 競技会や運動会など「番直前でもう練習する暇がない」というときに使うと即効性が得られるかもしれません。 研究の詳細は2024年2月1日付で科学雑誌『Journal of Sports Sciences』に掲載されています。 Sprinting ‘like a jet’ will train top strikers of tomorrow https://www.essex.ac.uk/news/2024

    「俺はフェラーリだ!」と思い込むだけで走るのが速くなると判明 - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2024/03/13
    「俺がフェラーリだ」
  • 振動や絵筆の刺激に反応するニューロンをクリトリスとペニスに発見 - ナゾロジー

    振動に反応するニューロンがクリトリスとペニスで発見振動に反応するニューロンをクリトリスとペニスで発見 / Credit:Canva . ナゾロジー編集部私たちの皮膚にはさまざまな刺激に対して反応する神経組織が存在します。 例えば、無毛の皮膚に存在するマイスナー小体は、軽い触感を担当しており、手指の器用さを支えます。 一方、毛や髪が生えている皮膚では、毛包を取り囲む神経組織が、毛髪のたわみに対する感覚を感知して「毛に触れた感覚」を発信します。 これまでの研究により、このような感覚器官の性質や役割は、無毛皮膚や有毛皮膚といった部位に関してはかなり理解が深まってきました。 しかし、哺乳類の性器に存在する感覚器官については、あまり理解が進んでいません。 その代表的な例が性器や粘膜に存在する「クラウゼ小体」です。 19世紀後半、ヴィルヘルム・クラウゼは、性器や、唇、舌、眼球結膜などの粘膜皮膚組織に球

    振動や絵筆の刺激に反応するニューロンをクリトリスとペニスに発見 - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2023/07/06
    一方ロシアは鉛筆を使った
  • 「シャチが親のない子クジラを育てる心温まる光景」研究者「誘拐された子です」 - ナゾロジー

    「親のいない子供を養子として育てる」そんなエピソードは「優しく温かい話題」かもしれません。 ところが、その養子が誘拐された子供だったとしたら、印象は逆転して、一気に「恐ろしい話」に変わります。 実は、このような事件が海の動物たちの間でも生じたようです。 西アイスランド自然研究センターに所属するマリー・ムルスチョック氏ら研究チームが、メスのシャチがゴンドウクジラの一種「ヒレナガゴンドウ」の赤ちゃんを育てていたと報告しました。 しかもその赤ちゃんは誘拐された子だった可能性が高いというのです。 研究の詳細は、2023年2月17日付の学術誌『Canadian Journal of Zoology』に掲載されました。

    「シャチが親のない子クジラを育てる心温まる光景」研究者「誘拐された子です」 - ナゾロジー
  • 女性の「潮吹き」を青色着色料で可視化することに成功! - ナゾロジー

    女性の「潮吹き」を青色着色料で可視化することに成功! / Credit:Canva性行為が行われる際、女性から体液が勢いよく噴出する現象が知られています。 一般に「潮吹き」や「女性の射精」と呼ばれるこの現象は古くから知られており、4世紀の中国の道教の複数の書物において、その存在が記されています。 しかし近年における研究によって「潮吹き」と「女性の射精」の定義が更新されつつあり、それぞれが別の現象とみなされるようになってきました。 具体的には「女性の射精」の中心となるのは尿道周辺のスキーン腺から穏やかに分泌される乳白色の液体である一方で、「潮吹き」によって噴出されるものは尿に似た透明な液体と少量のスキーン腺液が混合したものであることが判明しています。 (※スキーン腺は女性の前立腺とも言われており、潤滑作用を高めるため精液のような乳白色の液体を流します。そのためスキーン腺液が流れる様子はしばし

    女性の「潮吹き」を青色着色料で可視化することに成功! - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2022/09/21
    アサリでも食おうか
  • Blu-rayの1万倍も保存できて無限の寿命を持つ「5次元光ストレージ」が登場 - ナゾロジー

    かつては活躍したCDやDVD、Blu-rayといった記憶媒体ですが、現在では使用頻度はかなり減っている印象があります。 その原因は1つにネット回線が飛躍的に向上したこともありますが、基的なデータ容量が大きくなりすぎたこと、そして何より記憶媒体の寿命が短いことがあげられます。 一般的なCD、DVDの寿命はせいぜいが十数年程度とされています。 しかし、英国サウサンプトン大学では、フェムト秒レーザーというものを使ったBlu-rayの1万倍も密度の高い新しい記憶媒体を研究しています。 定期的にその成果が更新されているこの記憶媒体は、「5次元光ストレージ」と呼ばれていて、ディスク容量は約500TB、常温での寿命は実質無限だとされています。 この研究の詳細は、10月28日付で科学雑誌『OPTICA』に掲載されています。

    Blu-rayの1万倍も保存できて無限の寿命を持つ「5次元光ストレージ」が登場 - ナゾロジー
  • 「中二」が陰謀論を信じる年齢のピークだと明らかに - ナゾロジー

    「中二病」という言葉に代表されるように、日では妄想や思い込みへの信仰がもっとも高まる年齢は中学2年生(14歳)くらい、と感じている人が多いようです。 こうした直感はどうやら科学的にも正しかったようです。 英国の心理学チームが行った研究によると、思春期の陰謀論を信じ込む年齢は14歳がもっとも多く、その信念は大人になってからも変わらないというのです。 この研究は、若年層に対して行われた初めての陰謀論に対する科学的測定で、詳細は科学雑誌『British Journal of Developmental Psycholog』に2月8日付で掲載されています。

    「中二」が陰謀論を信じる年齢のピークだと明らかに - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2021/09/02
    ピークを末永く持続できるのは素晴らしいですね SDGs
  • 若いマウスの「うんち移植」で老いたマウスの脳が若返ると明らかに - ナゾロジー

    糞便移植で脳が若返えるようです。 8月9日にスウェーデンのカロリンスカ研究所の研究者たちにより『Nature Aging』に掲載された論文によれば、若いマウスから老いたマウスに糞便移植を行うと、老いたマウスの認知機能と免疫力が大幅に改善したとのこと。 どうやら脳機能は脳細胞の働きだけで決まるのではなく、腸内細菌の支配も受けているようです。 しかし、いったいどんな仕組みで糞便移植が脳を若返らせていたのでしょうか?

    若いマウスの「うんち移植」で老いたマウスの脳が若返ると明らかに - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2021/08/11
    「人間がそんな便利に変わるわけないんだ」
  • 脳に光線を見せる「新しい錯視」が見つかる - ナゾロジー

    上の黒い円の画像、中心から光の筋が見えますよね?それ、脳が起こす目の錯覚です。 なんと、全く存在しないまぶしい光線を見せる「新しい錯視」が作成されました。 ビジュアルアーティストのカルロヴィッチ氏が2019年に彼の会社「RecursiaStudios」のロゴとして制作した錯視「シンチレーションスターバースト(きらめくスターバースト)」は、真っ白な背景に円状のパターンを花輪のように繰り返し配置したシンプルなもの。 この画像を見た人は「雲の隙間から差し込む太陽の光」のような光線が中心からでていると錯覚します。 なぜあるはずのない光が皆さんの目に映ったのでしょうか。 ニューヨーク大(NYU)の研究者がそのメカニズムを研究し、6月29日に科学論文誌『i-Perception』で報告しています。

    脳に光線を見せる「新しい錯視」が見つかる - ナゾロジー
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    EurekaEureka 2021/07/02
    “脳が図形の「黒線の量が少ない箇所」を「明るい点」と誤認識することで発生”
  • 高校で数学を「捨てる」と重要な脳内物質が減少すると明らかに - ナゾロジー

    高校で数学を「捨てる」と重要な脳内物質量が減少すると判明!数学を捨てたつもりなのに脳の可能性のほうが失われていた / Credit:Canva . ナゾロジー編集部英国では、学生は16歳になると数学を学ばないという選択が可能になります。 英国では大学入学にあたって必要な科目を3つに絞ることが可能であり、文系を目指す場合、ある時点で数学を完全に「捨てる」ことができるんです。 一方、近年の実験心理学の進歩により、特定の学習行動が脳機能に様々な影響を与えることが明らかになってきました。 最も著しい例としては、多国籍語の会話スキルがある人は、認知症にかかりにくいとする研究結果です。 そこで今回、オックスフォード大学の実験心理学部門の研究者たちは、思春期における数学の学習が脳に与える生物学的な変化を調べることにしました。 実験にあたっては14歳から18歳の133人の学生たちの数学学習の有無を調べると

    高校で数学を「捨てる」と重要な脳内物質が減少すると明らかに - ナゾロジー
  • 天才発明家ニコラ・テスラが生み出した「水を制御するテスラバルブ」に新機能が見つかる - ナゾロジー

    エジソンと電力戦争を繰り広げたことでも有名な科学者ニコラ・テスラ。 彼は100年前に、可動部品を利用せずに形状だけで流体の方向を制御する独創的なバルブの特許を取得しています。 ニューヨーク大学の研究チームは、これまで格的な研究がされていなかった、この通称「テスラバルブ」の流体力学を徹底調査し、これまで知られていなかった新しい機能や現代でも通用する有用性を明らかにしたと報告しています。 天才テスラの発想は、100年を経てもまだ完全に理解されていなかったのかもしれません。 この研究の詳細は、科学雑誌『Nature Communications』で5月17日に公開されています。

    天才発明家ニコラ・テスラが生み出した「水を制御するテスラバルブ」に新機能が見つかる - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2021/05/20
    “テスラは流体で交流を利用するということを想定していたのではないか”
  • ホヤには「大人スイッチ」があると判明! 刺激されると成体になっちゃう - ナゾロジー

    ホヤには押すと大人になる「大人スイッチ」があるようです。 2月17日に『Proceedings of the Royal Society B』に掲載された論文によれば、ホヤの幼生の「鼻先」に、一定時間以上の物理的な刺激を与えることで、大人にできるとのこと。 地球上にはさまざまな変態をおこなう生物が存在しますが、物理的刺激がトリガーとなる例は珍しいといえます。 しかし、いったいどうして機械的な刺激が、ホヤを大人にするのでしょうか?

    ホヤには「大人スイッチ」があると判明! 刺激されると成体になっちゃう - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2021/02/28
    海底につながっちゃうと、頭がフットーしそうだよおっっ
  • 180年間ナゾだった「モノクロ映像に色が見えてくる錯覚」の仕組みを12歳の少女が解明! - ナゾロジー

    科学の推進に取り組む非営利団体Society for Science & the Publicは毎年、アメリカの中学生を対象とした全国的な科学コンテスト「Broadcom MASTERS」を開催しています。 そして2020年の最優秀賞(サミュエリ財団賞)を受賞したのは、アメリカ・ニューヨークに住む12歳の少女イシャナ・クマール氏でした。 彼女は自身の実験で、「ベンハムのコマ」で知られる想像上の色と網膜疲労の関係を明らかにし、約250万円を獲得しました。 >参照元はこちら(英文)

    180年間ナゾだった「モノクロ映像に色が見えてくる錯覚」の仕組みを12歳の少女が解明! - ナゾロジー
  • 思わず二度見しちゃう。世界初のデジタル日時計の仕組みが面白い - ナゾロジー

    太陽光と影を利用して時間を計測する「日時計」は、はるか昔から利用されてきました。現在でも公園などに設置されていることでしょう。 しかし、日時計は影によってできた針を確認するため見づらく、多くの人は実際に時計としてではなく、オブジェとして楽しむことがほとんどです。 そんな中、エンジニア「Mojoptix」は世界初のデジタル日時計を考案。デジタル日時計は太陽と影を利用していますが、現時刻を見やすいデジタル表記で教えてくれます。ネットを良く見る人なら、一度は動画を見かけたことがあるかもしれません。いったいどのような仕組みなのでしょうか? 太陽光でピクセル表記するには?Credit:depositphotosデジタル時計は時計の針ではなく、画面に表示される画素(ピクセル)の集まりで時刻を表現します。 それぞれのピクセルをONまたはOFFにすることで、数字を作り上げるというわけです。 同じように、デ

    思わず二度見しちゃう。世界初のデジタル日時計の仕組みが面白い - ナゾロジー
  • お湯が冷水よりも早く凍る「ムペンバ効果」は本当なのか?物理学が答えを出せない理由 - ナゾロジー

    お湯は冷たい水よりも先に凍ります。 この直感に反した不思議な現象について、最初に言及したのは2300年前のアリストテレスと言われています。 彼は著書において「お湯を早く冷ますには、まず日なたに置くべきである」と記しています。 しかしアリストテレスは「ウナギは泥から発生する」など現代ではとても科学的とは言えない記述も残しており、「お湯を冷ます前にまず温めろ」との言葉も、賢者の世迷言として長い間、忘れられてきました。 しかし1963年にタンザニアに住む13歳の少年、ムペンバ君は、熱い水のほうが冷たい水よりも早く凍ることを発見し、学校で研究成果を発表しました。 これははじめは学校中の生徒と先生に笑われましたが、物理学者が実際にムペンバ君の主張が正しいことを確認すると流れは一転。 熱いもののほうが冷たいものより早く凍るこの現象は「ムペンバ効果」と名付けられ、様々な研究が行われて来ました。 しかし、

    お湯が冷水よりも早く凍る「ムペンバ効果」は本当なのか?物理学が答えを出せない理由 - ナゾロジー
  • 100年以上謎だった「全身麻酔で意識がなくなる原因」が特定される - ナゾロジー

    当たり前のように手術に利用されている全身麻酔だが、その原理は謎に包まれていた新たな研究は、超解像度光学顕微鏡を使い脳神経の細胞膜内の変化を観察結果、細胞膜内の脂質ラフトの無秩序化がニューロンの発火を止めてしまうことを確認した 全身麻酔は大きな手術で使われる重要な医療技術です。 全身麻酔なしで手術を受けるというのは、考えられない話です。 しかし、この「全身麻酔がなぜ人の意識を奪うのか」という詳しい原理については、医学はこれまで説明することができませんでした。 麻酔の原理がよくわかっていないという話は、ちょくちょく耳にしている人もいるかもしれません。 けれど、こうした医学ミステリーの古株も、とうとう最新技術を用いた研究を前に陥落したようです。 新しい研究によると、細胞膜内にある来なら秩序だった脂質クラスターが、クロロホルムにさらされると短時間で無秩序になるということが原因とのこと。 最新の超

    100年以上謎だった「全身麻酔で意識がなくなる原因」が特定される - ナゾロジー
  • 幸せの鍵は新しい場所!人の脳は「移動」を快楽と捉えていた - ナゾロジー

    ナゾロジー副編集長。 大学で研究生活を送ること10年と少し。 小説家としての活動履歴あり。 専門は生物学ですが、量子力学・社会学・医学・薬学なども担当します。 日々の記事作成は可能な限り、一次資料たる論文を元にするよう心がけています。 夢は最新科学をまとめて小学生用ににすること。 高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……?

    幸せの鍵は新しい場所!人の脳は「移動」を快楽と捉えていた - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2020/05/29
    徘徊老人当人は幸せ?
  • 宙に浮いてる!?「テンセグリティ構造」の不思議な仕組み - ナゾロジー

    一見、宙に浮いているように見えるこの構造物。 これはレゴブロックのカスタムモデル設計を手掛けている「JK Brickworks」が、「テンセグリティ」構造を利用してつくったものです。 実はこの不思議な構造は、世界中のあらゆるところに存在すると考えられており、その分野は自然界や人体にまで及びます。 テンセグリティの「無重力」の秘密は一体何なのでしょうか?

    宙に浮いてる!?「テンセグリティ構造」の不思議な仕組み - ナゾロジー
  • 高齢者の重症化原因? 新型コロナは全身の血管に感染することが判明 - ナゾロジー

    新型コロナウイルスは初期には新型肺炎と呼ばれており、呼吸器系に感染するウイルスだと思われていました。 ですが増加する死亡者の検死解剖を行った結果、死者の多くに、複数の臓器にまたがる甚大な損壊が生じていることが明らかになってきました。 これは呼吸器系の症状からだけでは説明がつきません。 そこでスイスの研究者は、原因を探るために、ウイルスにより亡くなった患者の臓器の詳細な観察を行いました。 その結果、コロナウイルスは肺だけでなく、全身の血管に感染する能力をもっていることがわかりました。死んだ患者の血管内皮に、ウイルス粒子がビッシリとこびりついていたのです。 そのため死者の臓器では末梢の血管が崩壊しており、血液の流出を引き起こし、臓器の壊死を引き起こしていました。 また追加の分析で、高齢者や糖尿病や高血圧、心疾患などにより、既に身体中の血管にダメージを受けている患者ほど、ウイルスによる血管への感

    高齢者の重症化原因? 新型コロナは全身の血管に感染することが判明 - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2020/04/25
    “表面にあるスパイクと呼ばれる構造を、人間の細胞表面に存在するアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)に結合することで感染します。今回の研究により、ウイルスは肺に存在するACE2にだけ感染するのではなく、体全体の血
  • 新型コロナの「遺伝指紋」を作成した結果、日本にヨーロッパ型が侵入したことが判明 - ナゾロジー

    新型コロナウイルスに対する最新の遺伝分析が完了しました。 3月初旬に行われた研究では、コロナウイルスは既に3つの型に変異しており、爆発的な感染が起きているヨーロッパではウイルスの新型変異体(C型)が関与していることが示唆されました。 ですが今回、4月に入って行われた新しい分析によって、ウイルスはアメリカ上陸後も独自の変異を遂げていることが判明。また日国内においては、これまで主流だった東アジア型以外にも、イタリアやイギリスでみられていたヨーロッパ型が入り込み、拡散しはじめていることが明らかになりました。 これは、東アジアからヨーロッパに拡散したウイルスが、ヨーロッパ人の観光客などに紛れて、日にUターンしていることを意味します。 一方、中国をはじめとした初期に強い封鎖措置がとられた国では、ヨーロッパ型のウイルスの「Uターン現象」はまだ検出されていません。 日におけるヨーロッパ型の増加は、

    新型コロナの「遺伝指紋」を作成した結果、日本にヨーロッパ型が侵入したことが判明 - ナゾロジー
    EurekaEureka
    EurekaEureka 2020/04/22
    “人類が新薬をもって、一撃のもとにウイルスを絶滅させる…。そんな夢のような未来を信じている人もいるかもしれませんが、ウイルスの変異速度を考えると難しいと言わざるを得ないでしょう。”
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