出版状況クロニクル96(2016年4月1日〜4月30日) 16年3月の書籍雑誌の推定販売金額は1816億円で、前年比3.4%減。 書籍は1063億円で、同2.5%減、雑誌は753億円で、同4.7%減。 雑誌のうちの月刊誌は630億円で、同3.6%減、週刊誌は123億円で、9.9%減だが、3月は送品稼働日が前年より1日多かったことで、小幅なマイナスになっている。 返品率は書籍が27.0%、雑誌は39.0%。 16年四半期販売金額は4331億円、前年比2.6%減とマイナスは近年と比べ、小さくなっている。 しかし本クロニクルとしては、5月連休明けからその反動がおきるのではないかと予測していたが、そこに熊本地震が出来してしまった。これも出版業界にどのような影響と波紋をもたらしていくのだろうか。 『出版状況クロニクル3』でも東日本大震災と原発事故にふれ、浜岡原発の被災距離内に居住しているので、私も同