ブックマーク / www.asahi.com (22)

  • 同性愛関係の本26冊なくなる 岐阜県図書館が被害届:朝日新聞デジタル

    岐阜県は21日、同性愛や性同一性障害に関する26冊が県図書館でなくなったとして、県警に被害届を出したと発表した。昨夏も同様のテーマのがなくなったことから、岐阜南署は同一犯の可能性もあるとみて窃盗容疑で捜査している。 県図書館によると、11月30日~12月10日に蔵書を定期点検した際、「同性愛って何?」や「性同一性障害の社会学」などの書名の26冊(7万3260円相当)がなくなっていた。昨年8月にも県図書館と岐阜市立図書館で同様の計60冊がなくなったとして被害届を提出。県図書館が再購入した24冊のうち17冊が今回再びなくなったという。 県図書館の担当者は「昨年は同性愛のを借りることを知られたくないと持ち帰られた可能性を考えたが、同じが2度もなくなり、同性愛のが書棚に並んでいるのが気に入らないという意図が感じられる」と話した。(西濃祐太朗)

    同性愛関係の本26冊なくなる 岐阜県図書館が被害届:朝日新聞デジタル
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    ExLibris 2015/12/21
    「昨年8月にも県図書館と岐阜市立図書館で同様の本計60冊がなくなった」「再購入した24冊のうち17冊が」…「同じ本が2度もなくなり、同性愛の本が書棚に並んでいるのが気に入らないという意図が感じられる」
  • 出版取次の業界4位、栗田出版販売が再生法適用を申請:朝日新聞デジタル

    書籍や雑誌の問屋である出版取り次ぎの業界4位・栗田出版販売(東京都千代田区)が26日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。帝国データバンクによると、負債総額は約134億円。来年春をめどに、ネット通販大手の楽天が筆頭株主の業界3位の大阪屋(大阪東大阪市)に統合される見通しだ。 栗田の取引先の書店は約1200店舗。昨年9月期決算の売上高は329億円で、出版不況のなか10期連続で減収だった。 当面は業界最大手の日販の子会社「出版共同流通」が資金面などで支援し、大阪屋との統合を目指す。 大阪屋は2013年、第三者割… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読み

    出版取次の業界4位、栗田出版販売が再生法適用を申請:朝日新聞デジタル
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    ExLibris 2015/06/28
    「大阪屋に出資する6社は了解済みだという。出資する大手出版社の幹部は「両社の統合は出版業界における楽天グループの実質的な拡大になる。楽天を強くすることで、アマゾンを牽制したい」と話す。」
  • 雑誌の懸賞当選者数水増し、竹書房に措置命令 消費者庁:朝日新聞デジタル

    雑誌の懸賞企画の当選者数を水増ししたとして消費者庁は13日、竹書房(東京都)に対し景品表示法違反(有利誤認)で再発防止を求める措置命令を出した。同社は取材に「経費削減のため実際の当選者数を少なくした。2013年9月以降は、規模を縮小して適切な表示をしている」と答えた。 同庁によると、対象は12年8月~13年8月に発売された「まんがライフオリジナル」「まんがくらぶ」「当にあったゆかいな話」など同社発行の月刊4コマ漫画雑誌7誌。懸賞企画で、ゲーム機やブランドバッグなどの商品名を挙げ、当選者数を「3名様」などと表示していたが、実際の当選者が少なかったり、当選者がいなかったりした。表示上の当選者1368人に対し、実際の当選者は327人だった。 消費者庁によると、各誌の当時の定価は1部350円。13年9月時点の発行部数は最多の「まんがライフオリジナル」が約7万部、7誌の合計で約37万8千部。同庁が

    雑誌の懸賞当選者数水増し、竹書房に措置命令 消費者庁:朝日新聞デジタル
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    ExLibris 2015/03/13
    「2013年9月以降は、規模を縮小して適切な表示をしている」「同庁が懸賞企画の当選者数水増しで措置命令を出したのは13年8月の秋田書店(東京)に次いで2例目。」
  • 同性愛などテーマの本60冊盗難 岐阜市の2図書館から:朝日新聞デジタル

    岐阜県は29日、いずれも岐阜市にある県図書館と市立図書館で、同性愛や性同一性障害などをテーマにした書籍計60冊が盗まれたと発表した。被害額は計約10万円に上り、両図書館から被害届を受けた県警は窃盗事件として捜査している。 市立図書館によると、27日午後、嘱託司書の女性が2階書庫の棚の一部が空いているのに気づき、同性愛などに関する24冊がなくなっていた。貸し出しの手続きがされていない書籍を持ち出そうとすると警報音が鳴る盗難防止装置は設置されておらず、書庫は受付カウンターから見えにくい場所という。 市立図書館から盗難被害の連絡… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると

    同性愛などテーマの本60冊盗難 岐阜市の2図書館から:朝日新聞デジタル
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    ExLibris 2014/08/30
    「「性問題」に分類されたコーナーから「ホモセクシャルの世界史」や「性同一性障害と法」など36冊がなくなっていることが判明」。「一刻も早く返却してほしい」って、無理だろ。
  • アマゾンに抗議、出荷取りやめへ 中小出版社:朝日新聞デジタル

    ネット通販大手のアマゾンが大学生などに対し、書籍の価格の10%をポイント還元しているサービスが、「事実上の大幅値引きで再販契約違反にあたる」として、緑風出版、晩成書房、水声社など中小の出版社が、アマゾンへの出荷停止を相次いで決めた。 著作物には独占禁止法の例外として、出版社が書籍や雑誌などの小売価格を決めることができる「再販制度」が適用される。 アマゾンは2012年から10%還元を始めた。これに対して緑風出版などは、10%もの還元は事実上の大幅値引きにあたり、小売価格を維持する再販契約に違反すると主張。サービス停止を申し入れてきたが受け入れられないため、5月から出荷停止に踏み切る。期間は半年間で、自社の出版物にサービスが適用されなくなれば解除するという。 出版社にとってアマゾンはもっとも売り上げの大きい「得意先」だ。緑風出版の高須次郎社長は、「出荷停止には勇気がいるが、このままでは定価販売

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    ExLibris 2014/04/18
    「緑風出版の高須次郎社長は、「出荷停止には勇気がいるが、このままでは定価販売を守る街の書店が消えてしまう。書店トップのアマゾンは国内ルールを守るべきだ」としている。」グーグル問題の流対協会長か。
  • NHK出版編集長を解雇 親族に架空発注、1350万円流用:朝日新聞デジタル

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    ExLibris 2014/03/07
    「河野編集長は不正に振り込んだカネの一部を、親族2人から借金を抱えた別の親族に送金させていたが、自分自身も借金の保証人になっていた。」
  • 「アンネの日記」破損被害相次ぐ 都内各地の公立図書館:朝日新聞デジタル

    東京都内の公立図書館で、第2次大戦中のナチス・ドイツのユダヤ人迫害下で書かれた「アンネの日記」や関連書籍220冊以上がページを破られる被害に遭ったことがわかった。被害は少なくとも5区、2市で確認されている。各図書館は警視庁に被害届を出すなどの対応を取った。 「アンネの日記」は、ユダヤ人少女アンネ・フランク(1929~45)が、ナチスの迫害を逃れ、家族らと隠れ住んだオランダ・アムステルダムでの13歳からの2年間の生活の記録で、世界記憶遺産に登録されている。被害が確認されたのは新宿、中野、杉並、豊島、練馬の各区と、東久留米、西東京の両市の公立図書館。 練馬区では1月下旬、区立南田中図書館で来館者が気づき職員に伝えた。区内9館で計41冊が破られ、十数ページが引きちぎられたものもあり、警視庁に被害届を出した。貸し出しや返却時にの状態を確認しており、館内で破られた可能性があるという。一部を買い直し

    「アンネの日記」破損被害相次ぐ 都内各地の公立図書館:朝日新聞デジタル
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    ExLibris 2014/02/21
    「東久留米市立図書館の岡野知子館長は「何らかの思想を持った人がやったことであれば、本を引っ込めてしまうのはよくない」と話し、被害を免れた本の貸し出しを続けている。」
  • 朝日新聞デジタル:「自炊」代行めぐる著作権訴訟、作家側が勝訴 東京地裁 - 社会

    【小松隆次郎】紙のを裁断、スキャンしてパソコンなどに取り込み、電子書籍化する「自炊(じすい)」の代行ビジネスで著作権を侵害されたとして、作家の浅田次郎氏らが業者2社に、代行業の取りやめと損害賠償を求めた訴訟の判決が30日、東京地裁であった。大須賀滋裁判長は2社に計140万円の賠償と業務の取りやめを命じた。  訴えていたのは、浅田氏のほか、作家の大沢在昌、林真理子、東野圭吾の3氏と、漫画家の永井豪、弘兼憲史、武論尊の3氏。  自炊代行をめぐっては、大手出版社7社と作家122人が2011年9月、業者約100社に対して業務の中止を求めている。  訴状によると、2社はその後も事業を継続。7氏が昨年11月に提訴に踏み切った。1冊あたり200〜240円の基料金で、分量や大きさなどによって追加料金を取っていたという。  裁判で作家側は、無断スキャンによって著作権が侵害されていると主張。業者側は、既に

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    ExLibris 2013/10/01
    「判例」ができちゃったか。
  • 朝日新聞デジタル:読者5名にプレゼント…ウソ 秋田書店を消費者庁処分へ - 社会

    「5名様に当たります」はウソだった――。雑誌の読者プレゼントで当選者数を実際より多く表示していたとして、消費者庁は19日までに、出版社の秋田書店(東京都千代田区)に、景品表示法違反(有利誤認)に基づく措置命令を出す方針を固めた。複数の読者に当たると表示しながら、一つも発送していない景品もあったという。読者プレゼントの水増しを同法違反で処分するのは初めて。  同社は「週刊少年チャンピオン」など若者向け漫画誌のほか、コミック単行などを出版している。消費者庁は、同社が数年にわたり、複数の雑誌でこうした不当表示を続けていた可能性があるとみている。  関係者によると、不当表示があったのは女性向けの漫画月刊誌で、プレゼントファッション雑貨や家電製品など。当選者数が「5名」などと記載されているのに、実際にはそれより少ない数しか発送されず、当選者が1人もいない景品も複数あったという。翌々月号などで当選

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    ExLibris 2013/08/19
    「読者プレゼントの水増しを同法違反で処分するのは初めて。」「応募した読者は、景品が届かなくても単に外れただけとしか思わず、これまで問題が発覚しなかったとみられる。」内部告発で露見とか?
  • 朝日新聞デジタル:著作権の保護期間、TPPで延長論 米の要求受け文科省 - 経済・マネー

    【藤井裕介、赤田康和】環太平洋経済連携協定(TPP)で、「著作権の保護期間」を米国などに合わせて作者の死後70年に延長することが検討されている。日の消費者にとってデメリットも多いが、著作権法を所管する文部科学省では延長容認論が出始めている。  交渉参加12カ国中、日、カナダなど6カ国は死後50年。米国、豪州など6カ国は70年以上だ。米国が延長を求めているとみられる。政府は見解を明らかにしていないが、文科省幹部は「農業のように譲れない問題ではない。反対の声もあるが、広がりはない」と延長容認の考えを示した。  米国が延長を求めるのは海外でも人気の作品を多数抱え、その輸出で稼いでいるから。一方、日は印税など著作権使用料の国際収支で約6千億円の赤字だ。 続きを読む関連記事著作権保護延長、TPPで容認論 死後50年→70年 米の要求受け8/1〈WEBRONZA〉TPPで揺れる日の著作権7/1

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    ExLibris 2013/08/02
    「TPP交渉参加国の半数は死後50年であり、弱腰になる必要もない」と指摘」。「ベルヌ条約の加盟国中、(略)日本を含む93カ国が「死後50年」、「死後70年以上」は71カ国にとどまる。」でもG8で少数を貫く根性は無かんべ。
  • 朝日新聞デジタル:「檸檬」の丸善、京に再び 「ファンの声に応えて」 - 経済・マネー

    2005年10月、閉店を惜しむ客たちが、京都の丸善書店にそっと残したレモン。店は「忘れ物」として文庫「檸檬」と一緒に置いた=中京区    作家、梶井基次郎(1901〜32)の代表作「檸檬(れもん)」の舞台となったことで知られる丸善書店が、2015年春、京都市内に再出店することになった。05年に閉店してから10年。「ファンの声に応えて」オープンを決めたという。  書籍販売業大手の「丸善」(社・東京)が、京都・三条通麩屋(ふや)町に出店したのは1907(明治40)年だった。その後、40(昭和15)年に河原町通蛸薬師上ルに移転した。25(大正14)年発表の小説に登場するのは前者の店舗だ。  「檸檬」の主人公「私」は、梶井と同じく旧制第三高等学校(三高)に通っていた。ある日「二条の方へ寺町を下り」、そこにあった果物屋でレモンを購入。「何処(どこ)をどう歩いた」のか、丸善へ。そして画集の上に、そ

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    ExLibris 2013/06/12
    10年も間が空いたら店の風格も途切れて別物になる筈。「丸善本社は「文学に登場し、文化人の憧れの場でもあった丸善の象徴として、ファンの声に応えたい。できれば関西圏の旗艦店としての構成を考えたい」と話す」。
  • 朝日新聞デジタル:楽天・講談社など5社、大阪屋に出資へ 出版取次3位 - 経済・マネー

    【赤田康和】出版取次会社で業界3位の大阪屋(社・大阪市)に対し、ネット通販大手の楽天と、大手出版社の講談社、小学館、集英社と、大日印刷が出資を検討していることが4日、わかった。  大阪屋の実施する第三者割当増資を、楽天を中心に引き受ける方向で調整している。出版不況が続くなか、大阪屋は東京支社の自社ビルを売却するなど経営の立て直しを急いでいる。楽天の物流システムを活用することで、注文品の書店への配送をより速くするなどの狙いがある。  楽天は、全国の書店約2千軒と取引がある大阪屋と組むことで読書好きの顧客との接点を増やし、ネット書店大手の米アマゾンに対抗するのが狙いだ。自社の専用端末コボを書店で販売することなどを検討する見通しだ。出版界の中枢でもある出版取次業にIT企業が格参入するのは過去に例がないという。

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    ExLibris 2013/06/05
    「大阪屋は東京支社の自社ビルを売却するなど経営の立て直しを急いでいる。楽天の物流システムを活用することで、注文品の書店への配送をより速くするなどの狙いがある。 」
  • 朝日新聞デジタル:「脱獄アプリ」使い電子書籍詐取した疑い 長崎の男逮捕 - 社会

    「脱獄アプリ」と呼ばれる海外製の不正なアプリを使い、紀伊国屋書店(東京)のネット上の店舗から電子書籍をだまし取ったとして、警視庁は、長崎県島原市宮の町、団体職員狩野貴仁容疑者(33)を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕し、3日発表した。不正アプリを使って電子書籍をだまし取った事件の摘発は全国初という。  サイバー犯罪対策課によると、逮捕容疑は不正アプリをアップルのタブレット端末「iPad」にダウンロードして使い、昨年8月に電子書籍187点(15万6500円分)をだまし取ったというもの。容疑を認めているという。同課は、狩野容疑者が同じ手法で計918点(86万円分)の電子書籍をただで手に入れたとみている。  正規に販売されているものではないアプリをダウンロードして使えるようにするといった行為は、一部の利用者の間で「脱獄」と呼ばれている。今回使われたアプリには、電子決済システム上で代金を支払ったよう

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    ExLibris 2013/06/03
    「正規に販売されているものではないアプリをダウンロードして使えるようにするといった行為は、一部の利用者の間で「脱獄」と呼ばれている。」
  • 朝日新聞デジタル:元司書、図書室の3千冊を転売容疑 新潟の市立中 - 社会

    勤務先の市立中学校の図書約3千冊を転売していたとして、新潟市教育委員会は30日、この中学校で図書館司書をしていた元臨時職員の40代女性を、窃盗の疑いで新潟県警に告訴したと発表した。  市教委によると、元職員は2008年4月〜今年3月、同市秋葉区の小須戸中に勤務。09年9月ごろから図書室用に購入したの大半を、市内の中古書店に転売した疑いがあるという。  今年4月、新任の司書が購入したはずの図書約500冊がないのに気づき、市教委が調べたところ約3千冊(約550万円相当)がないことがわかった。市教委が元職員に事情を聴いたところ転売を認め、「生活費にあてた」と話したという。

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    ExLibris 2013/05/31
    「今年4月、新任の司書が購入したはずの図書約500冊がないのに気づき」……新任に代らなければずっと露見せずにもっとつづいたわけだな。
  • 朝日新聞デジタル:「がん消えた」本、出版社元社長らに無罪判決 横浜地裁 - 社会

    「がんが消えた」などと未承認の錠剤の効能をでうたったとして、薬事法違反(承認前医薬品の広告)の罪に問われた出版社「現代書林」と元社長の武谷紘之被告(74)、このの編集担当だった川原田修被告(59)に対し、横浜地裁(毛利晴光裁判長)は10日、いずれも無罪(求刑罰金50万〜30万円)とする判決を言い渡した。  検察側は、厚生労働省の認可のない錠剤「キトサンコーワ」の販売元のキトサンコーワ(東京都)と出版契約を結び、「がん細胞が消えた」「ぜんそくの発作が治まった」などの体験談を掲載したを2009〜11年に販売・広告した、などとして起訴していた。  弁護側は「キトサンコーワは、薬事法上の医薬品ではなく健康品だ」などとして無罪を主張していた。  この裁判をめぐっては、キトサンコーワ社と同社の国安春子社長(67)も起訴され、同地裁で別に公判が進んでいる。

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    ExLibris 2013/05/24
    「薬事法違反(承認前医薬品の広告)の罪に問われた出版社「現代書林」と元社長の武谷紘之被告(74)、この本の編集担当だった川原田修被告(59)」
  • 朝日新聞デジタル:電子書籍、出版社に権限案 無許可流通の広がりに対抗 - 社会

    「出版物原版権」ができると…個人に代わって紙のをスキャンして電子化する「自炊代行」をしている会社=東京都内  格的な電子書籍時代に向けて、出版社に「出版物原版権」という新たな権利を与える構想が浮上している。紙のを裁断・スキャンして電子化する「自炊」やIT企業が直接作家と契約するなどして、出版社が許していない電子書籍が流通するのを防ぐ狙いがある。  中川正春前文部科学相が座長をつとめる国会議員の勉強会(中川勉強会)が20日に報告をまとめる。メンバーの議員は、著作権法の改正などによって、「今年度内にも構想を法律にしたい」としている。  文化庁も、著作権法を専門とする学者を集め、新しい権利をつくる際の課題や、権利の範囲などを検討している。  著作権法は、レコード会社やテレビ局には、音楽や番組という作品を伝える役割を果たしているとして、著作権の一種である「著作隣接権」を与えている。だが、出版

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    ExLibris 2012/06/21
    昔から出版界の要請があった「版面権」が、原盤権もどきの「出版物原版権」になった。音楽業界とのアナロジーがどこまで通用するのか。
  • asahi.com(朝日新聞社):集英社が新書「上手な逝き方」を絶版 「著作権侵害」 - 文化

    印刷  集英社は28日までに、第三者の発言を無断で掲載していたとして、昨年11月に出版した新書「上手な逝き方」を絶版にすることを決めた。「著作権、著作者人格権を侵害している」と判断、すでに回収を始めている。  同書は、死をテーマに作家・嵐山光三郎さんと宗教社会学者・大村英昭さんが対談、共著として発売された。だが、実際の対談には、願寺仏教音楽・儀礼研究所常任研究員の多村至恩さんが同席。多村さんの発言の一部が大村さんの発言として、許可なく編集され、1万8千部が発行された。

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    ExLibris 2011/11/30
  • asahi.com(朝日新聞社):電子書籍の価格決定権、アマゾンが出版社側に要求 - 文化

    印刷  インターネット通販最大手のアマゾンが、準備を進める電子書籍サービス「キンドル」の日語版について出版社側に示した契約書案の内容がわかった。販売価格を最終的に決める権限がアマゾン側、つまり流通側にあることがポイントで、これまで再販制度の下、出版側が価格を決めてきた日の出版業界のあり方とぶつかる部分も多い。  日では、電子書籍も含めて書籍の価格は出版側が決めてきた。電子書籍には再販制度は適用されないとみられ、アマゾンの提案のように流通側が価格を決めることも可能だ。ただ、出版社の抵抗感は根強い。  アマゾンは契約を結ぶ期限を当初、10月末としていたが、各社との交渉は順調とはいえない。アマゾンは100を超える出版社と個別交渉を続け、その過程で、契約の内容は出版社ごとに変化している模様だ。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録

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    ExLibris 2011/11/08
    「100を超える出版社と個別交渉を続け、その過程で、契約の内容は出版社ごとに変化している模様だ」
  • asahi.com(朝日新聞社):製紙大手3社が純損失 震災で工場被災、紙需要も減少 - ビジネス・経済

    津波被害を受けた日製紙石巻工場の在庫品。製紙業界全体で1万5千トンの在庫が失われた=4月30日、宮城県石巻市、中川仁樹撮影  製紙大手6社の2011年3月期連結決算は3社の純損益が赤字になった。東日大震災で主力工場が被災したためだ。さらに企業が新聞・雑誌広告を減らし、紙の利用が減っている。工場が復旧しても売り上げが戻るかわからない。  印刷用紙最大手、日製紙グループ社は、被災した石巻工場(宮城県)の復旧費などの特別損失約628億円が響き、純損益は過去最大の赤字になった。石巻工場はようやく9月末に一部の生産を再開する。  だが、山下勁(つよし)副社長は24日の記者会見で「残念ながら紙が足りないとの声は聞こえてこない」と、複雑な表情だった。今でも他工場などでの代替生産で供給は間に合っているためだ。12年3月期の業績予想は「紙需要の冷え込みが懸念され、適切な予想が困難」との理由で開示を見

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    ExLibris 2011/05/25
    「副社長は24日の記者会見で「残念ながら紙が足りないとの声は聞こえてこない」と、複雑な表情だった。」
  • asahi.com(朝日新聞社):紙足りぬ、本が出せぬ! 製紙工場被災、発売延期相次ぐ - 社会

    東日大震災で出版業界が紙不足に苦しんでいる。  日製紙連合会によると、出版物やチラシに使われる紙の2割弱を生産している日製紙の石巻、岩沼両工場と三菱製紙の八戸工場が津波で被災。首都圏の紙倉庫でも荷崩れで多くの紙が使えなくなった。  出版用の紙の出荷が滞るなか、集英社は4日に予定していた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「NARUTO」などコミック8点の発売を21日に延期。吉川弘文館も3月末に出すはずだった「平城宮大極殿院(だいごくでんいん)の設計思想」の発売を延期した。岩波書店は新書や雑誌「思想」第4号を、見た目は似ているものの普段とは違う種類の紙で印刷した。  製紙会社側では輸入を増やすなど紙の供給量確保に取り組んでいるが、「1、2カ月は何とかなっても、その先のめどが立たない」(三菱製紙の広報IR室)という。新刊を出し続けることで資金を回している出版社も多く、出版業界には「出版のペー

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    ExLibris 2011/04/05
    で、自分の所(新聞業界)について報じないのはなぜ? 日々の紙やインクの使用量は莫大なはずだが。