J2降格が決定的な甲府の来季監督に、F東京前監督の城福浩氏(50)が就任することが30日、分かった。クラブ関係者によると、先月28日に城福氏側から承諾の返答を受けており、城福甲府の誕生が確実となった。 2年越しのラブコールが実った。甲府は昨オフにも城福氏に興味を示し、三浦俊也前監督(48)を解任した今夏にもオファーを出していた。クラブは10月の役員会で城福5 件氏を筆頭候補とすることを確認。それを受けて、GMを兼ねる佐久間悟監督(48)が城福氏と接触を繰り返していた。「若手育成に切り替えるクラブのビジョンに共感してくれたようだ」とクラブ関係者。城福氏の元には札幌などのJクラブや中国・超級リーグからの誘いもあったが、甲府に絞り、交渉を進めていた。 16位の甲府は1試合を残し、残留圏の15位・浦和と勝ち点3差。得失点差が14も離されているため、事実上の降格が決まっている。今オフには、得点ランク