フェニックスは2009年作品『ウルフガング・アマデウス・フェニックス』収録の楽曲“Lisztomania”がユーチューブでの投稿ネタになっていることについて、著作権法違反に訴えるつもりはないことをブログで表明している。 バンドがわざわざ表明しなくてはならなくなったのは、“Lisztomania”関連の動画をめぐって訴訟を起こされていたからで、ハーバード大学教授の授業が問題になったという。教授は『CODE―インターネットの合法・違法・プライバシー』『コモンズ―ネット上の所有権強化は技術革新を殺す』などの著書で知られるローレンス・レッシグで、著作権所有者自ら著作権の共有を打ち出すクリエイティヴ・コモンズ運動を発起したことでも知られている。そんなローレンス・レッシグがフェニックスの“Lisztomania”を教材にした授業の動画が問題になったという。授業でレッシグ教授は“Lisztomania”