いづれの御時にかおそらくは文保2年、余は長くNTTなる組織に尽くしつつついに情勢に飽きてNTTを去り。 いつのことだっただろうか、おそらくは文保二年のことである、私は長いことNTTという組織に務めていたが、とうとう状況に途方にくれてしまってNTTを退職した。 さんぬるたうじのことを思い出しつつ、これみながためにならずや。 これはまったくもって利益にならないが、過ぎ去った当時のことを思い出す。 余、家人あはせて5人あり。しかれどもNTT、余のためのろくなほふそくするものなり。 NTTに申すもかなはず。 私は、五人家族であった。しかしながら、NTTは私のために十分な給料を用意してくれなかった。 NTTにそれを上申したが、要望は叶うことがなかった。 また余のコンピュータプログラマとして尽くすのたふとしことをおぼめかすことはなはだこころづきなし。 また、私のコンピュータプログラマとしてのめったにな
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