秋葉原で無差別殺人を犯した犯人が携帯電話のサイトに書き込んだものがネットに上がっていた。この犯人の書き込みを読んで、つくづく考えさせられた。できれば時系列に沿って、多くの人に読んでほしい。 マスコミはこの膨大なログの中からなぜか「作業場行ったらツナギが無かった 辞めろってか わかったよ」というフレーズを集中的に報道していたようだ。リストラが原因ではなく、彼がいじめられたと誤解したのが事件のきっかけとなったと言いたげである。彼が勤めていた職場はメディアの大スポンサー、トヨタ系列の工場だという。この辺りの話については、このブログなどが詳しい。 私にとっては、この書き込みの内容が大変な衝撃だった。孤独に脅え、派遣社員として生きていくことへの絶望が連綿と書きつづられている。表現からは、この容疑者の知性すら少しうかがえる。私なりに印象に残った箇所を抜粋してまとめてみた。 06/03 06:00