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ブックマーク / teitodiary.blog63.fc2.com (3)

  • 不可逆で残酷な時間と希望――ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q感想【ネタバレ有り】:高度資本主義社会の中で生きていくために

    公開から一週間、噂のヱヴァQ観てきました。 公開直後から「僕達のエヴァが帰ってきた」「旧エヴァファン歓喜」みたいな噂は漏れ聞いてて、破のエンタメ、グレンラガン路線とはずれたのかなーとは薄々思ってたんですけど、いやーまいりましたね。これは……。観てて辛くて辛い。でもラストの希望は当に素晴らしい。 新劇場版という作品を観る時に独立したテクストとして見ることは僕の場合ほとんど不可能で、TV版、旧劇場版と否応なく対比してしまう。新劇場版とTV版のズレに僕たちは反応してしまうし、TV版エヴァに自分の色々なものをかけていた僕たちは自分語りとセットになった「僕達が大好きなエヴァンゲリオン」の話をしてしまいがちだし、それは余りにも気持ち悪い。そうした気持ち悪い文章が以下の感想となります。 というわけで以下ネタバレ注意 実際泣いたぐらいに)、レイしか眼中しかない。 正直、式波アスカは惣流アスカと色々設定変

  • 計画都市の住みづらさについて――コンビニのない街高度資本主義社会の中で生きていくために

    書こうと思っていたけど、すっかり忘れていた話。 *住みづらい街 多摩ニュータウンに住む僕は今年の3月に引っ越しました。もっとも最寄り駅はまったく変わっておらず、同じ駅の東側から西側にうつっただけです。ところがびっくりするほど、街の雰囲気が違う!そして、ものすごく住みづらい。もちろん、駅から遠くなったということもあるのですが(その分、家賃は大幅に安くなってます)。 なぜ駅の西側から東側にうつっただけで学生にとってこれだけ住みにくい街になったのか。 *多摩ニュータウンの開発方法 これには多摩ニュータウンの成立事情がおそらくかかわっています。多摩ニュータウンは公団によって大規模開発されたイメージがありますが、地区地区によって開発手法が違って従来から村落があった地区、民間開発された地区、そしてイメージどおり公団によって大規模開発された地区にわかれます。 ちなみに、社会科の教科書にでてくるようないか

    FTTH
    FTTH 2010/09/17
    学園都市っぽいなと思ったらそんな話でもあったw
  • 『涼宮ハルヒの消失』感想――すれ違いのユキ、そしてハルヒとキョンの物語であるということ。:高度資本主義社会の中で生きていくために

    2月10日、バルト9で『涼宮ハルヒの消失』を見てきました。 元々『消失』は原作を読んでおり、「涼宮ハルヒ」シリーズの中で最高傑作であるとは思っていました。が、もともとハルヒ派であり長門にあまり興味がない僕はハルヒの出番が少ないこともありさほど興味もありませんでした…。 が、やられやくに貼られていたハルヒの一枚の絵を見てようやく重い腰をあげました。このハルヒはかわいい!かわいすぎる! というわけで、行ってきました。そして、感想。 想像以上に素晴らしかった、と思います。 というより、『消失』ってこんな作品だったのかと思わされました。 とりあえず、原作に忠実と言っていいとは思うのですが、同時にアニメスタッフの再解釈の部分も多々あった印象です。 何せ一度しか見ていないので、どこが原作になくてどこが映画オリジナルかなんてよくわからないので、その辺は混同して以下ネタバレ感想を書きたいと思います。 --

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