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不可逆で残酷な時間と希望――ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q感想【ネタバレ有り】:高度資本主義社会の中で生きていくために
公開から一週間、噂のヱヴァQ観てきました。 公開直後から「僕達のエヴァが帰ってきた」「旧エヴァファ... 公開から一週間、噂のヱヴァQ観てきました。 公開直後から「僕達のエヴァが帰ってきた」「旧エヴァファン歓喜」みたいな噂は漏れ聞いてて、破のエンタメ、グレンラガン路線とはずれたのかなーとは薄々思ってたんですけど、いやーまいりましたね。これは……。観てて辛くて辛い。でもラストの希望は本当に素晴らしい。 新劇場版という作品を観る時に独立したテクストとして見ることは僕の場合ほとんど不可能で、TV版、旧劇場版と否応なく対比してしまう。新劇場版とTV版のズレに僕たちは反応してしまうし、TV版エヴァに自分の色々なものをかけていた僕たちは自分語りとセットになった「僕達が大好きなエヴァンゲリオン」の話をしてしまいがちだし、それは余りにも気持ち悪い。そうした気持ち悪い文章が以下の感想となります。 というわけで以下ネタバレ注意 実際泣いたぐらいに)、レイしか眼中しかない。 正直、式波アスカは惣流アスカと色々設定変
2018/10/23 リンク