はじめに いきなり某書のパクリタイトルですみません。前回の記事のことは忘れて、今回はきちんとちなすずの話をやっていこうと思います。 5話までのちなすずは「すず子の自分に対する依存に対して依存し、その結果頑張りすぎて壊れた森川千夏」と「意志が薄弱で森川に導かれないと自分では動けない穂村すず子」という構図でした。しかし6話でその考えは覆されます。 そう、穂村すず子の森川千夏に対する依存は森川によって仕組まれたものであり、本来のすず子は人の輪の中心に立って周りを無意識に引っ張っていく少女だったのです。それだけではありません。前回の記事で喚いたように、森川は元からすず子に対する嫉妬心と独占欲にまみれていた女だったのです。まだまだあります。なんとすず子と森川の出会いは幼稚園時代にさかのぼり、すず子の方から一人で砂山を作っていた森川に声をかけたのがきっかけです。この頃の森川は引っ込み思案でなかなかすず