25日午前6時10分頃、大阪府羽曳野市島泉の派遣会社員坪田真二さん(45)方の玄関先で爆発があり、玄関の外に置いてあった傘や傘立てが燃えた。 羽曳野署や消防隊員が駆け付けたところ、周囲には破裂した状態のカセットボンベ1本や金属製の箱が散乱していた。羽曳野署は、何者か発火装置を作って火をつけようとしたとみて現住建造物等放火未遂容疑で捜査を始めた。 発表によると、箱は直方体で、段ボールの燃えかすのようなものが残っており、油の臭いがした。坪田さんは4人暮らしで、出火当時は全員が家にいたが、いずれもけがはなかった。 坪田さんは「寝ていたら『ドーン』という音がし、車が突っ込んだと思った。鍋に水をくんで火は消し止めたが、こんなことをされる心当たりはなく、気味が悪い」と話していた。