住宅火災の現場検証中に現金35万8千円を盗んだとして、八千代署は10日、窃盗の疑いで八千代市上高野、県警鑑識課の巡査部長、御園生貴史容疑者(39)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めている。 逮捕容疑は鎌ケ谷署員だった昨年9月6日午前9時35分~午後5時15分ごろの間、火災で焼損した鎌ケ谷市内の無職男性(66)宅から現場検証中に現金35万8千円を盗んだ疑い。 同署によると、県警が別の盗撮事件で容疑者の自宅を捜索した際、寝室のクローゼットから一部が燃えた現金35万8千円がビニール袋に入った状態で見つかった。県警は、詳しい動機などを調べている。盗撮事件も捜査を進める。 県警監察官室は「職員が逮捕されたことは極めて遺憾。捜査の結果を踏まえ、厳正に対象する」とした。