その影響を受けた馬奈木厳太郎弁護士も「もちろん父の影響もありますが、常に弱者に目を向けた母方の祖父の影響も大きい」(2020年6月1日付西日本新聞)と語り、福島の原発事故で避難した住民による集団訴訟の弁護団事務局長を務めるなど、弱者に寄り添う弁護士として知られていた。 「私に対して好意を寄せていると思い込み…」 そんな馬奈木弁護士が、セクハラを防ぐ啓蒙活動の陰で自身の立場を利用して依頼者の女性に加害行為に及んでいたのだ。本人は3月1日に公表した文書の中で、自身のセクハラ行為を認めている。 馬奈木弁護士が発表した謝罪文書。自身の行為を「卑劣な、人として許されない行為」としている 本人HPより <(裁判の依頼女性が)私に対して好意を寄せていると思い込み、身体に触れたり、身体の部位に言及したメッセージを送ったり、性的関係を迫るメッセージを送ったりしました。 その方からはこれらを拒むメッセージや言