フジテレビの衛星放送「BSフジ」は、先月放送した番組で、高知県の四万十川のカワセミとして紹介した映像の一部が、実際には東京都内で撮影されていたとして番組を打ち切り、視聴者に謝罪しました。 BSフジによりますと、先月23日に放送した5分間の番組「風の見た自然たち」の中で、高知県の四万十川に生息するカワセミとして紹介した映像の中に、東京・葛飾区の水元公園で撮影したカワセミの映像がおよそ40秒間、含まれていたということです。 撮影を委託されたフリーカメラマンが、四万十川では満足のいく撮影ができず、追加で東京で撮影しましたが、制作会社には撮影場所を伝えずに映像を渡し、制作会社もBSフジも気付かずに放送したということです。 カメラマンが東京で撮影した際に近くで様子を見ていた人に放送の予定日を伝えていたため、放送後に問い合わせがあって発覚したということで、BSフジは先月30日で番組を打ち切りました。B