株価も昨年春をボトムにしてやや回復したことなどから、景気が順調に回復に向かっているという意見がありますが、中長期で見ると、それは楽観的に過ぎるのではないでしょうか。 今の景気は中国バブルに乗って素材や建設機械などの輸出が伸びているに過ぎず、本質的にはなにも改善されていないと思います。量的金融緩和論者たちは、金融緩和の成果だと言っているが、それは我田引水、事実に反しています。しかも、この中国バブル頼みでは、非常に大きなリスクがある。バブルとはつまり期待だから、いつまで続くかは誰にもわかりません。中国バブルは2008年の北京五輪まで持ち堪えるという意見があるが、これは楽観論で根拠薄弱です。英「エコノミスト」誌や米「ビジネスウイーク」誌などはすでに中国バブルの崩壊懸念に関する記事を掲載し始めました。それだけ危機が間近に迫っている証拠なのです。 仮に、'04年後半から'05年の景気循環の下
結論から言えば、'60年代版も2004年版も、とんでもない父親の子供として生まれた自分の運命を隠蔽することが、「砂の器」という物語の発端なのですが、実はそれ自体が偽装なのではないか、というのが僕の意見です。 多重人格の話をするとわかりやすいかもしれません。多重人格症という病気の原因の多くは幼児期にひどい虐待を受けていることです。患者はその事実に立ち向かえず、人格を分裂させる。つまり、虐待を受けた人格とは別の人格を作ることでそこに逃げ込む。それが多重人格だとある時期は結論が出たのですが、実はその後にもう一展開があることが最近になってわかってきた。これを「フォールス・メモリー・シンドローム(偽記憶)」(今週のキーワード参照)というのですが、患者の記憶自体が捏造である場合が少なくないのです。 つまり、虐待されたという記憶自体が嘘ということで、アメリカでは多重人格の原因である虐待をしたとさ
僕の社会学の先生である見田宗介さんは1990年頃、「現実は現実の反対物によって秩序づけられる」と言いました。現実の反対概念には、理想、夢、虚構といろいろありますが、戦後45年を15年ずつの3段階に分けると最初の15年は理想で、次が夢、最後が虚構の時代だというのが見田さんの意見なのです。 でも、その話を聞いたとき、僕はこう考えました。夢という言葉には理想と虚構の二重性がある。だとすれば、先の考えは理想の段階から虚構の段階に大きく変化したと言えるのではないか。しかもその転換点は戦後50年の真ん中あたり、つまり'70年代の前半あたりではないか。それが僕の直感でした。 この直感を本格的に考えはじめたのは、言うまでなくオウム事件です。なにしろオウムはバーチャル国家という虚構に生きていたわけで、虚構の時代の寵児といってもいい。しかし、結論から言えば、虚構の時代も1995年あたりで耐用年数が尽き
Melinda and Bill Gates: saving lives - Times Online (November 29, 2008 Janice Turner) Although her children use public parks and eat in local burger restaurants, mostly unhassled by chilled-out, down-to-earth Seattle folks, the Gateses still like to escape the public gaze. “We have the space at home. We could stay there all weekend if we wanted and not go out and be bothered. If we want to swim on
Melinda and Bill Gates: saving lives - Times Online (November 29, 2008 Janice Turner) From the birth of their first child in 1996 to their youngest starting full-time school a decade later, Melinda Gates kept a low public profile. She makes stay-at-home motherhood sound a little like a start-up company she needed to get on track before she expanded: “I had to know they were well protected and we w
Melinda and Bill Gates: saving lives - Times Online (November 29, 2008 Janice Turner ) If you had married the world’s richest man, how would you live? Perhaps when the private islands, yachts and jets, the parties and Paris couture start to pall, you might schedule in a little light do-gooding. Maybe you’d bestow a gift upon a symphony orchestra or endow a museum. Something elegant with social cac
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く