7月20日、シャープは年内にも配信サービスとタブレット端末を組み合わせたサービスで電子書籍事業に参入する。写真は昨年10月、都内の電器店の同社製品売場で(2010年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 20日 ロイター] シャープ6753.Tは20日、年内にも配信サービスとタブレット端末を組み合わせたサービスで電子書籍事業に参入すると発表した。 このほど従来から提唱している電子書籍フォーマット「XMDF」の次世代型を開発。この技術の普及を通じ、出版社、新聞社、印刷会社、取次会社など国内外の関係各社との協力関係を構築して事業展開する計画だ。 シャープは同日、電子書籍端末の試作機として、画面サイズ5.5型と10.8型の2機種を報道陣に公開した。端末の詳細は、電子書籍コンテンツの配信のビジネスモデルを構築した上で、秋にも発表する予定。同時にシャープは、これまで日本語の小説やマンガの