小川 敦生 多摩美術大学美術学部芸術学科教授 日経マグロウヒル社(現・日経BP社)入社後、日経アート編集長や同社編集委員を経て、日本経済新聞社文化部へ。美術担当記者として多くの記事を執筆。2012年4月から現職。専門は美術ジャーナリズム論。 この著者の記事を見る
久しぶりに嫌なコメントを見て昔を思い出したので愚痴る。 世の中には「~すれば良いだけ」と口を出してくる人が結構な数いる。 「事前情報とか今までの経緯とか知らんし、俺はこう思った」と意見を言う人ね。 意見をいう人からしたら真摯に考えて世の中良くしたいと思ってのことなんだろうけど、キツイ。 そういう意見を言う人はそれまで興味なかったことに、ニュースとか告知みて反射的に電話かけたり意見出す人だから。 まあちょっと思い出話という事にして、ずいぶん古いんだが具体例を書く。 星空映画会というのが流行った時期があった。 今もあるかもしれないが、公民館とかの外壁に映写機で映画を投影してみんなで観るというヤツだ。 昔はフィルムを映写機ごと貸してくれる業者ってのが結構いて、ジブリだの東映だのを地べたに座って見たもんだ。 ある時、年齢層が高めの洋画をやってみようとなった。 確か、「陽のあたる教室」だったと思う。
盟友のトイアンナさんが書いた記事がめちゃくちゃバズっている。 toianna.hatenablog.com 正直この記事がなんでここまでバズってるのか僕にはよくわかっていない部分も多いのだけど(笑)ブクマをいくつか読んでみて大変残念な意見が多かったため、それに対する反論も込めてこの記事を書くこととする。 自称グルメのマントラ アマチュア自称グルメの人達がよく言う決まり文句はこうだ。 「高くて美味いのは当たり前。こういう高い店に行って喜んでいる連中は本当は味がわかっていない」 一端のメシ狂いとして断言しよう。こういう事を真顔で言ってる連中は、メシの事を全くわかっていない。以下にその理由を記述する。 食事の値段はどういう風に決められているのか あなたがレストランで6000円の食事をしたとする。その6000円の内約はどうなっているだろうか。それは一般的にはこうされている。 食事の値段=食材費+家
京都府宇治市の源氏物語ミュージアムで、市歴史資料館との合同企画展「『源氏』的なるものと宇治 都名所図会の世界」が開催されている。来年2月14日まで。 同ミュージアムを訪れる人からは「『源氏』なのに頼朝も義経も出てこない」との声もあるという。源氏といっても「源氏物語」や「源平合戦」などさまざま。「源氏」とは何かをはじめ、「源氏物語」と「平家物語」を切り口にして、宇治をはじめとする「源氏」ゆかりの名所を紹介する。 展示されているのは初公開の「源平盛衰記図会」や「源氏絵鑑帖」「都名所図会」「拾遺都名所図会」など、書籍や屏風などの数々。3期に分け展示替えを行い、28件43点の資料が展示される。 観覧料は一般500円、小・中学生250円。午前9時から午後5時。月曜(祝日の場合は翌日)と年末年始は休館(来年1月2、3日は臨時開館)。問い合わせは同ミュージアム((電)0774・39・9300)。
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