2008年04月18日21:27 呉智英さん、デタラメな商売はもう終りにしませんか 【断 呉智英】その時代にこれはないぜという産経新聞の記事を先日知りました。 佐々木譲さんの小説『警官の血』に時代背景に合わないおかしな言葉が出てくると編集者や校閲者まで非難し、佐々木さんとやり合いになったみたいです。 この呉さんの指摘は仮に正しい内容だったとしてもずいぶんくだらないツッコミのような気がしますが、さらに輪をかけてそのことごとくが変なんです。 「なんたらかんたら」については佐々木さんのブログで校閲さんが反証を出しているのですが、これは全13巻の小学館『日本国語大辞典』の内容です。大阪では昔から普通に使われていた「なんたらかんたら」を呉さんがご存じなかったということはあり得るとしても、言葉の移り変わりを知るには一番基本的な資料となるこの辞典を調べてないというのは驚きです。とくに人をあげつらうような
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