新書体、モトヤ隷書4・6の発売を記念して、書家で「モトヤ隷書」の監修者でもある原田幹久先生にお話を伺いました。 原田幹久先生 プロフィール 書道家。日展会友。読売書法会理事。元九州女子大学教授。花園大学・仏教大学講師。 藝術文化交流会理事。書学書道史学会会員。(株)モトヤ顧問(文字制作)。 1954年 福岡県生まれ。大東文化大学中国文学科書道専攻卒。 栗原蘆水師事。1980年日展初入選以来,書の研究を続け現在に至る。 映画やTV、CM等の題字を担当するほか、朝日新聞でのコラム「漢話百題」を連載するなど 精力的に活動している。「こころに響く儀礼の書」(日本習字普及協会)ほか著書多数。 もう25年ぐらい前になります。書を通じてモトヤの故大本義秀君(書体デザイナー)と知り合いました。彼は非常に論理的にしっかりとした文字に対する思い入れが強く、毛筆で書いた書体をフォントにして、広く世間