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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (9)

  • iモードの評価と「馬跳び現象」 - michikaifu’s diary

    夏野さんと孫さんのツイッター喧嘩に端を発した「iモードの評価」について、池田さんが書いた記事をRTしてコメントをつけたら結構反応があったので、ちょっと解説しておく。 http://news.livedoor.com/article/detail/6054212/ iモードの価値評価については、世界のケータイ業界ではすっかり定まっていると思う。私の考えも、それ以上でも以下でもない。当時の携帯電話の技術水準や「音声オンリー」であった業界趨勢において、画期的なサービスであった。規模がモノをいう「コンテンツ・パブリッシングと課金を提供するプラットフォーム」を大手がブランケットとして提供し、その上で栄枯盛衰は激しいが小さい投資で作れるコンテンツ/アプリが百花繚乱するという「プラットフォーム+エコシステム」の考え方も画期的だった。2000年代初め頃は、このiモードの成功が携帯業界では世界的に注目され、

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  • GoogleVoiceにおける「おまえのかーちゃんデベソ」論議 - michikaifu’s diary

    ここ数日、風邪で少々伏せっていたので、世の中のニュースにすっかり遅れていた中、日経の記事でたまたま先に「グーグルとAT&TがGoogleVoiceをめぐって鞘当て」なる記事を読んだ。「GoogleVoiceは高額の料金がかかる特定の電話番号への接続を拒否している」という、意味不明のフレーズがあった。その後ようやく2日ぶりにパソコンを開き、ニュースを読んだところ意味がわかった。 <英語記事> http://www.fiercevoip.com/story/t-and-google-spar-over-google-voice/2009-09-28?utm_medium=nl&utm_source=internal まず、GoogleVoiceとは何か、ということだが、さっと記事などを読むと、Skypeのような無料(廉価)VoIPサービスをグーグルがはじめたのか、と思う人が多いと思うが、違う。

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    FeZn
    FeZn 2009/10/07
  • 「日本って、フランスとかスペインとかみたいな」という感じ - michikaifu’s diary

    この休暇中、日でとある友人と話したときに、改めてこんなことを聞かれた。 「アメリカ人から見て、日って相変わらずエキゾチックなところなんでしょうかね?ぶっちゃけ、どんな感じなんですか?」 休暇突入前、ブログのコメントで散々叩かれるケースが続いたが、そのひとつが「日はもうダメ」論争。私自身はこの中ではのらりくらり作戦で対処したつもりだったのだけど、「シリコンバレー在住コンサルタント」軍団の一人としてそれなりに火の粉を浴びたわけだ。それで、叩かれた以降沈黙する中で少々考えていたことともちょうど合う質問でもあったので、私は即座に答えた。 私「例えばフランスあたりみたいな、そんな感じじゃないですかね。ま、私的なおおざっぱな言い方ですけど。」 友「え?そんなにいいイメージなんですか?」 私「いいかどうかはわかりませんけどねぇ。とにかく、英語は通じなくて、カルチャーや歴史アメリカと違う見所があっ

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    FeZn 2009/07/31
  • きわめてミクロな少子化対策 - michikaifu’s diary

    なんだか今日は、「はてブ」で少子化の話が花盛りのようだ。こういう話が出ては、Tech Momとしては黙っていられない。 ごちゃごちゃ言ってないで生んで欲しけりゃ金よこせ。 - 想像力はベッドルームと路上から 父親になってわかった子供のつくりにくさ いろいろな見方があるのはいいのだけれど、結論が「国がどうしろ」「社会をどうしろ」という話になっちゃうのがちょっと違和感。いや、そういう話もしなきゃいけないんだけれど、私自身は、仕事としてもいつも「ウチの会社・ウチの部門はどうすべきか」といった、ミクロな話ばかりに付き合っていることもあるし、また、どんなに騒いだって社会なんてそう簡単に変わらない、自分はどう頑張っても政治が味方してくれるようなマジョリティにはなれない、ということがわかっているから、「マクロ」的な意見を作文に書くのはあまり好きではない。それで、またミクロの話をする。 アメリカは、ヨーロ

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    FeZn 2008/08/06
    これはアレじゃないかしらん。つまり合衆国では幼児・小児だけで留守番(放置)にすると親がタイホされるってアレ(州による?)。キッカケであるとすれば日本でも法制化で誘導可能? パチンコでの放置死も減る?
  • ロングテール続きと「子供の本離れは返本制度のせい」という話 - Tech Mom from Silicon Valley

    私のばかり宣伝しているが、実は梅田さんの新しいが出る。私のと、中島さんのは、すでにアマゾンで「いっしょに買う」でしっかりペアになっているが、是非こちらも一緒にどーぞ。 新著「ウェブ時代 5つの定理」2月27日刊行 - My Life Between Silicon Valley and Japan ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/03/01メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 29人 クリック: 4,720回この商品を含むブログ (422件) を見る もちろん、しつこく、自分のと中島さんのも・・・ パラダイス鎖国 忘れられた大国・日 (アスキー新書 54) おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書) さて、前回私が感じた「出版のロングテール」話について、出版社の方か

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    FeZn 2008/02/16
  • Tech Mom from Silicon Valley - アメリカ人の育て方3 - 親に甘〜いアメリカは高出生率

    このシリーズに関しては、「日はこういうところがダメだ」という書き方はなるべくしない方針でやってきたのだが、いくつか日の特殊出生率1.25について、アメリカと日の比較の話を読んでしまって、つい言いたくなってしまった。 出生率向上は米国にも学んだら: 極東ブログ error 「愛国心」との関連性については全くコメントのしようがないが、「アメリカの子供の数」の話は、生活感覚として、白人の家庭でも一般に子供がいる家が多く、数も多いような感じがする。さて、それはナゼか? 日アメリカしか比べられないが、私的には、「アメリカは親に甘いから」だと思う。 昔、竹内久美子さんという動物学者のが流行したことがある。「身勝手な遺伝子」論で、男と女の話などをスルドく面白く解説していて、一時はまって読んだ。その中の一つに、「イギリスのような、ロクなものべていない国ほど、偉大な科学者を多く出すのはなぜか」

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    FeZn 2006/06/05
  • Serving the Long Tail - michikaifu’s diary

    Long Tailという用語は、業界ではすっかり流行語になっているらしく、先週あったGoogleのアナリスト・ミーティングのプレゼンテーションでは、同社自身が"Serving the Long Tail"と題したスライドに、右下がりの幾何曲線グラフを掲げている。 ところで、今日のWall Street Journalは、面白いLong Tail話が満載。 SBCとテニス・チャンネル SBCがテレビ・サービスを始めると宣言したのは昨年秋だが、このところの買収話で久々にテレコム業界に注目が集まり、特に「ベル vs. ケーブル」バトルを盛り上げようとしているところなので、その後話が載っている。 やるといっても、番組を集めるのは一苦労で、特にメジャー・チャンネルは法外なフィーを要求するし、同じ番組をやっていてはお客はSBCに切り替えてくれない。それで、SBCはニッチなコンテンツ(=Long Tai

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    FeZn 2005/02/17
  • ベライゾン-MCI : 既得権益へのエクソダス - michikaifu’s diary

    予想どおり、ベライゾンがMCIを買収した。SBCがAT&Tを買収したのだから、対抗上当然。マイケル・カペラスはうまく敗戦処理をした。 アメリカの通信業界は、2000年以降、新しいステージにはいっている。かつての「長距離・ローカル・無線」の棲み分けから、無線/携帯電話を核として、そのまわりに他のものがくっつく構造への移行である。日では、アメリカの通信業界の動きが日の先を行っている時代の感覚がまだ抜けず、「アメリカの動きの、日への影響は?」とすぐ気にするが、実はこの携帯核構造は、日の動きをアメリカがあとから追っているのである。 日では、3G携帯の免許が3つしかなかったので、DDIとKDDとIDOがくっつき、3社体制になった。(その後日テレコムグループが分裂して、また状況は変わったが。)アメリカも、形は少々違うが、携帯の周波数免許を持つ事業者が、磁石のように周りの別種事業者を吸い寄せ

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    FeZn 2005/02/16
  •  テニスは「Long Tail型」スポーツ - michikaifu’s diary

    「Long Tail」とは、従来の大量生産・大量販売の「マス型」経済では成り立たなかったような、ニッチなモノやサービスが、ネット・ビジネスでは十分に商売として成立する、という現象。店舗が必要ないため在庫コストが安くすみ、広い地域を対象とすることで薄く広く散らばった顧客を集めることができ、検索機能を使って膨大なデータベースから必要なものを探し出すことができる、といったネット・ビジネスの特徴をもって、初めて成り立つ商売である。 私は、テニスが好きで、自分でもやるし、見るのも好きだ。アメリカでのフットボール、日での野球やサッカーのようなメジャー・スポーツに比べて、マイナーな扱いを受けているスポーツである。しかし、最近はネットのおかげで、マイナー・スポーツも以前よりずっと手軽に楽しめるようになった。 メジャー・スポーツはいずれも、大規模なチーム編成が必要で、チームの運営や移動のコストを考えると、

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    FeZn 2005/02/15
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