5月6日、米アップル「iPad」の国内発売を控え、日本でも電子書籍市場が動き出すかどうかが注目されている。1月27日撮影(2010年 ロイター/Kimberly White) [東京 6日 ロイター] 米アップル<AAPL.O>の新型端末「iPad」(アイパッド)の国内発売を5月末に控え、日本でも電子書籍市場が動き出すかどうかが注目されている。 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>とソニー<6758.T>が日本語版の電子書籍端末の投入を検討している一方で、国内出版界の多くは依然として電子コンテンツの提供には消極的だ。世界市場でデジタルコンテンツの流通チャネルをめぐる覇権争いが激化しているが、日本のコンテンツ産業がビジネスチャンスを逃す恐れが指摘されている。 アイパッドは、携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」、高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」で蓄積した音楽・映