![関岡英之:拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる (文春新書) - はてなキーワード](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ccb89a2277e15a710c276d0340256a9b5e6e4803/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fm.media-amazon.com%2Fimages%2FI%2F41T3HndLoyL._SL500_.jpg)
本日は、欧州連合(EU)が過去20年間でどのように変化してきたか、そしてこれからどこへ向かおうとしているのかお話ししたいと思います。 EUの特徴は、その動向が予測しやすいという点です。まず青写真を描き、その実現に向けて動くというように、たいへん特徴的なしかし非常によくプロセス化された手順で物事を進めます。これが過去20年を振り返って見えてくるEUの本質的特徴です。これまでは、経済統合や通貨統合(*)など経済面での大規模なプロジェクトに焦点が集まっていました。この面での重要な文書が、1993年に発効したマーストリヒト条約です。 経済以外の主要な領域として、外交と安全保障政策があります。EUはその前身であるEC時代も含め、70年代のごく初期の段階から共同体としての外交政策を推進してきましたが、EUとして統一された外交政策を真剣に議論するようになったのは冷戦後のことです。この外交政策の枠組みもマ
今年6月末の国の借金(国債及び借入金)がGDPの1.6倍の795兆円にまで膨れ上がったことから、「国家破産」といったセンセーショナルな報道が目立つようになっている。しかしながら、政府の債務を家計(個人)と同じように考えることには問題がある。以下では、政府債務を理解するためのポイントを示す。 (1)完済する必要はない 「国民1人が600万円超を返済しなければならない」など、政府を個人にたとえて危機感を煽ることが多いが、これは正しくない。政府は個人と違って寿命が限られていないから、返済期限がきた分を順繰りに借り換えていけばよいのである。利払いが持続可能なら借り換えも可能だから、利払い費の対GDP比が重要になる。なお、1994年度から2004年度の間に、公債残高のGDP比は42%から100%に急上昇しているが、利払い費のGDP比は逆に2.4%から1.7%に低下している。 (2)債務額よりも投資先
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