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第163回:人間の価値を金で測る 「クレジットスコア」導入に大反対する 経済アナリスト 森永 卓郎氏 2008年12月8日 「大型バイクの高速道路二人乗り解禁」「郵政民営化」「コンビニでの医薬品販売解禁」「時価会計制度の導入」「法科大学院設立」「製造業への派遣労働の解禁」 ―― どれも最近の自民党政府の下で導入されたものだが、これらすべてに共通することがある。それが何かお分かりだろうか。 それは、米国政府が日本政府に求めた「年次改革要望書」に記されていた内容であるということだ。 年次改革要望書は、正式には「日米規制改革および競争政策イニシャティブに基づく要望書」という。日米政府がお互いに、相手政府に対する制度改善を求めた文書で、1993年、宮沢内閣当時から始まったものである。 郵政民営化は小泉元総理の専売特許だと信じられているが、こうしたいきさつを見ていくと、じつは
中国における企業の好感度、トップはIBM、日本企業はキヤノンの9位が最高 日本ブランド戦略研究所が9月1日にまとめた中国における企業の好感度ランキングは、米IBMがトップとなった。次いで米MicrosoftとフィンランドNokiaが同率で2位に入るなど、上位5位までを欧米企業が占めた。日本企業の最高はキヤノンの9位だった。 そのほかの日本企業の好感度をみると、ソニーとニコンが同率で23位となり、以下はトヨタ自動車が30位、資生堂が33位、本田技研工業(ホンダ)が34位、マツダが35位、松下電器産業が36位、セイコーエプソンが39位、東芝が40位だった。 地元の中国企業では青島ビールの好感度が最も高く6位で、次いで家電大手の海爾(ハイアール)がキヤノン、米Coca-Colaと同率で9位に入った。 調査は7月3―15日の期間にインターネット上で実施した。調査対象は北京、上海、広州に住む20歳以
今年(2008年)6月4日、OECD(経済協力開発機構)は世界経済見通しを公表した。それによると、日米欧など加盟30カ国の2008年の実質経済成長率は1.8%で、昨年12月時点の前回予測から下方修正されている(前年比で0.9ポイント低下)。さらに当面は景気減速とインフレが同時進行するという見方を示した。 確かに現在、世界の経済成長率は伸び悩んでいる。その理由として、二言目には「サブプライムローン問題」を挙げる人がいる。とりあえずそう言っておけば大きな間違いはないといったところなのだろう。しかし今回の分析を見ると、成長率が伸び悩む最大の原因は物価高だ。その一番の元凶は原油高であり、それが直接的、あるいは間接的にあらゆるものの物価を押し上げている。その代表が最近よく取り上げられる農産物の高騰だ。 今回のOECDの発表をもとに、国ごとの様子を見ていこう。下がOECDの経済見通しをグラフ化した
「トーシシンタクは大丈夫だと聞いていたのにだいぶ減っているようだ。わたしは銀行にだまされたのか」―― お怒りのAさん(50代、男性)が個人相談にみえたのは先月のこと。老後の年金不安から、銀行で薦められた投資信託(以下、投信)を3年前から始めた。投資した金額は約100万円である。 時価を表す基準価額は少しずつ上がっていたが、去年サブプライムローン問題が表面化してから下がり始め、今年に入り大幅下落、「解約(換金)した方がいいのか、ガマンして持つべきなのか、どうしたらいいか分からない」という状態になった。メガバンクで買い、分配金が毎月入っているという安心感から、何で運用されているのか(運用対象)、どう運用しているのか(運用方法)、よく分からないまま3年が過ぎたという。 キビシイ投資の世界で、内容が分からない金融商品を購入するのは、「目隠ししたまま運転する」くらい危険な事だ。 けれどAさんは
労働力を表す指標に「労働生産性」というものがある。これは一定時間内に一人の労働者がどれくらいのGDPを生み出すかを示すものだ。先日内閣府から2005年度の分析結果が公表されたのだが、それによるとなんと日本は米国の71%にとどまるのだという。ちなみに、ユーロ圏は87%、英国は83%、OECD加盟国の平均ですら75%である。日本はそれらの国よりも労働生産性が低いということだ。 この分析結果を聞いて意外と感じた人は多いのではないだろうか。何しろ日本人は働き者というイメージがある。ところがその実態は、米国の7割程度しか労働生産性がなかったということなのだから。 ただし、労働生産性を業種別に把握しようとすると違う一面が見えてくる。例えば製造業なら既に米国を超えているのだ。逆に低迷しているのは、卸・小売業、運輸などのサービス業などである。就業人口の65%を占めるサービス業の低い生産性が日本の国
わたしはキリスト教徒として、現在、福生にある米軍横田基地の横田ベース・チャペルで、長老(エルダー)を務めている。長老とは牧師を補佐し、牧師と共に信仰の指導に当たる職務を指す。 そのチャペルでは毎週日曜日に基地内の米国人や働いている人たちと一緒に祈り、いろいろな相談に乗っている。 米国人をはじめキリスト教徒たちの宗教観と日本人の宗教観はかなり異なる。 例えば、結婚していて浮気をしたとする。日本人男性は見つかってしまうとそれを「恥」と考えるが、キリスト教徒は結婚の誓いを破ったのだから「罪」と考える。 恥は消えるが、罪は一生背負うものだ。 ほとんどの日本人に法的な罪の意識はあるが、宗教的な罪の意識はないだろう。どんなに悪いことをしても死ねばすべて仏で、罪が許されると考えるが、海外ではそうはいかない。死んでも罪は罪である。 わたしの父は、太平洋戦争の終戦の日、昭和天皇の玉音放送を前にし
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