【▲2021年11月中旬に米国で撮影されたレナード彗星(Credit: Dan Bartlett)】まもなくレナード彗星「C/2021 A1 (Leonard)」がやってきます。 2021年1月に火星付近を通過した際に、かすかな染みのような天体として発見されましたが、その巨大な氷の玉は軌道に乗って太陽系内を進み、12月には地球と金星の近くを通過、その後2022年1月初めには太陽に最接近します。 彗星の予測は難しいとされていますが、レナード彗星はしだいに明るさを増し、12月には肉眼で見えるようになるとのこと。 冒頭の画像は2021年11月21日付けのAPOD(Astronomy Picture of the Day)に掲載されたレナード彗星の写真で、その1週間前に撮影されました。すでにグリーンのコマとダストテイルを持っています。 今回の画像は、中程度の望遠鏡で撮影した62枚の画像から構成され
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