「地方は上限1千円」などが目玉の高速道路料金の大幅値下げに先駆け、値下げを受けるのに必要な自動料金収受システム(ETC)設置の助成が12日に始まる。助成額は四輪車が1台あたり5250円、二輪車は1万5750円。国土交通省所管の高速道路交流推進財団が発表した。同財団のホームページにアクセスが集中するなど、利用者の関心の高さを示した。 財団が指定する取扱店に行き、アンケートなどにこたえると、その場で助成が受けられる。契約期間は2年以上、助成を受けた後の残額の支払いは2回以上の分割にするなどの条件がある。ETCの価格は、取り付け代も含めて1万〜2万円前後。 高速道路料金の値下げは、ETC装備車を対象に28日から始まる。東京、大阪の近郊を除く地方部では、普通車以下は土日祝日だと上限1千円。別料金の東京湾アクアラインと本四連絡橋では20日から。 助成制度の詳細は同財団のホームページ(http: