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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (9)

  • 「自己責任論」の国際比較 - H-Yamaguchi.net

    小ネタ。シノドス・ジャーナルに「不満との共生、もしくは「無縁社会」の新たな自己責任論」と題した文章を書いたのだが、それを書いている途中でちょろっと調べて、結局使わなかったものがあるので、せっかくだからここに置いとくことにする。その文章はタイトル通り、いわゆる「自己責任論」についてのものだったわけだが、そもそも日人は自己責任論好きなのか?というあたりが気になったので、World Value Surveyをちょっとのぞいてみたらちょっと意外だった、という話だ。 世界価値観調査のサイトで面白いのは、簡単な分析がオンラインでできることだ。指標や対象国、時期なんかを選んで表にしたり、グラフにプロットしたり。いろいろ遊べるので、よろしければぜひ。 一番新しい2005-2008年調査データをみてみると、関連しそうな項目として、たとえば「公的扶助を請求することに対する是非の意識」といった項目がある。自己

    「自己責任論」の国際比較 - H-Yamaguchi.net
    Gen
    Gen 2011/10/23
  • Prediction Markets: Does Money Matter? - H-Yamaguchi.net

    要約 予測市場による予測の信頼性については、現実通貨を用いた市場と仮想通貨を用いた市場との双方について研究がなされてきた。仮想通貨を用いた場合と比べ、現実通貨を用いることでどの程度信頼性が向上するかを検証するため、2003-2004年シーズンのNFLアメリカン・フットボール試合結果に関するTradeSports.com(現実通貨)とNewsFutures.com(仮想通貨)の予測結果の比較を行った。予想された通り、双方とも個人による予測結果を凌駕するなど注目すべき予測力を示した。しかし驚くべきことに、仮想通貨を用いた予測市場は現実通貨を用いた市場と比べても遜色ないとの結果が得られた。この結果から、現実通貨による予測市場は情報の「発見」への動機付けにおいて優れており、一方仮想通貨による予測市場はより効率的な情報の「集約」において優れているのではないか、との推論が成り立つ。 キーワード 予測、

    Prediction Markets: Does Money Matter? - H-Yamaguchi.net
  • 暴論:「大人」は免許制にしたらどうか - H-Yamaguchi.net

    みんな口には出さないけど、うすうす気づいてるんじゃないかと思う。人の「発達」というか「成熟」というか、そういうものは人によってかなり差がある。若くてもすごくしっかりした人がいる一方で、かなりの年配の人でも、この年齢でこれかよ親の顔が見たいぜといいたくなるような人がいる。あきらかに、いる。ならば、と妄想することがある。大人として扱うかどうかを年齢だけで決めるのはどうも具合が悪くないか?いっそ免許制にでもしてしまったらどうだろうか、と。 というわけで以下、「太田総理」ぽい暴論。ネタが66%、思考実験が33%含まれているのでご注意。 「大人」という呼び方が抵抗感あるのであれば、別の表現でもいい。「A級ライセンス」とかいうとちょっとかっこよさそげだが、「A級市民」みたいな雰囲気も出てくるからあんまりよろしくないか。たとえば法律っぽく、「特定保護解除免許保有者」とでもしたらどうだろう。どうせなんかし

    暴論:「大人」は免許制にしたらどうか - H-Yamaguchi.net
    Gen
    Gen 2007/11/25
    思考実験というカタチのレトリックが見事に機能している、おみごと。
  • 問題の本質は、金利とか生保とかではないと思う - H-Yamaguchi.net

    このウェブサイトは山口 浩の個人的な考えを掲載したものであり、山口が所属ないし関係する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではない。サイトは投資の勧誘ないし銘柄の推奨を目的とするものではなく、サイトに掲載された情報(リンク先ないしトラックバック先の情報を含む)をもとにして投資その他の活動を行い、その結果損失をこうむったとしても、山口は責任を負わない。サイトの記載内容は、予告なく追記、変更ないし削除することがある。サイトに寄せられたコメントおよびトラックバックは、いったん保留した上で公開の可否を判断する。判断の基準は公開しない。いったん公開した後でも、一存によりなんらの説明なく削除し、当該IPを投稿禁止に指定することがある。 このworkは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされています(帰属 - 非営利 - 派生禁止 2.1 日)。 いわゆるグレーゾーン金

    問題の本質は、金利とか生保とかではないと思う - H-Yamaguchi.net
    Gen
    Gen 2006/09/21
  • ヒルズ族を引き合いに出すのはおかしいと思う - H-Yamaguchi.net

    さっきの表とあわせてみるなら、右側の再分配所得ベースのほうをみることになる。要するに、再分配所得ベースでいえば、世帯年収1,000万円以上の世帯が全体の12.6%いる、といった感じだ。 さて、ここからが素人考えの始まり。これらの資料をどうみるか。 まず、これらの資料が2002年当時の調査であることを確認。直近3年間の動きは反映していないが、今のところこれが最新の調査のようなので。他の資料もいろいろあるんだろうが、片手間なのでご容赦。ご教示いただければ。それから、世帯数も1999~2002年の間ほぼ一定との仮定。人口はわずかながら増えていたわけだし、世帯人員数が減っていたはずだから、少なくとも世帯数が減ったということはなかろう。 まず「所得再分配による所得階級別の世帯分布の変化」のほうから。年収1,000万円以上の世帯が全体の12.6%と10%を超えているから、所得上位10%、つまり第10・

    ヒルズ族を引き合いに出すのはおかしいと思う - H-Yamaguchi.net
    Gen
    Gen 2006/02/25
  • 責任は「足して100%」ではない、と思う - H-Yamaguchi.net

    よくある議論の流れはこう。まず問題が起きる。たとえばAがBに損害を負わせたとする。するとほぼ同時に「責任」論が浮上する。それも何種類も。 ・「Aが悪い。Aに責任がある」 ・「いやAにはCという黒幕がいる」 ・「この問題を所管する○○省には監督責任がある」 ・「この問題は小泉政権の政策がもたらしたひずみだ」 ・「Aは○○党の幹部にコネがある。きっと何かある」 ・「この問題に関するマスコミの取り上げ方が悪い」 ・「そもそもBの自己責任ではないか」 ・「これはアメリカの陰謀だ」 ・「昔はよかったのに、今の若い者はなっとらん」 ・「教育のせいだ。最近の学校はろくなことを教えない」 ・「Aはもうけすぎだ。この機会にもっとこらしめるべきだ」 ・「世の中にはもっと厳しい状況の人がいる。それをさしおいてBを助けるのはおかしい」 他にもあるかもしれないが、まあこのへんで。よくこれだけあるものだ。何が起きても

    責任は「足して100%」ではない、と思う - H-Yamaguchi.net
    Gen
    Gen 2006/01/22
    量的水準に還元されえない質的水準の差異について。まぁ、「責任」概念は未来を拓くためのツールかな。
  • 世界各国をジニ係数順に並べてみた - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    世界各国をジニ係数順に並べてみた - H-Yamaguchi.net
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    Gen 2006/01/18
  • 人口減社会は明か暗か、という話 - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

    人口減社会は明か暗か、という話 - H-Yamaguchi.net
  • 研究者のblog - H-Yamaguchi.net

    前にも書いたことがあるが、blogという道具は、少なくとも原理的には、研究という目的に適合しているのではないか、と思っている。自分の考えを迅速に簡単に広く見てもらうことができ、トラックバックやリンク、コメントによってそれぞれの主張が有機的に関連づけられる。つまり、blogの機能は研究者が日常やっている活動に近いものであり、したがってこれを活用することによって、分野によらず、研究活動がやりやすくなる部分があるのではないか、と思ったわけだ。 しかし、そんなことをいう前に、そもそも研究者の中にはblogなんて知らない、という人が少なくない。というわけで、研究者が開設しているblogにどんなものがあるのか、少し調べてみた。 もちろん実際には、研究にblogを活用しようと思っても、いろいろな問題がある。まず問題になるのは、実名・匿名の問題だ。実名での活動は、さまざまなリスクを伴うことが多い。特に企業

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