仮想化ソフトは米ヴイエムウェアの「VMware Workstation Player」を使用し、3台の仮想マシンを動作させる。1台でXG Firewall Homeを動かし、もう1台をUTMの設定用を兼ねるクライアントパソコンとして使用する。最後の1台は、公開サーバーとして使う。 仮想化ソフトをインストールするパソコン(ホストパソコン)は、外部からアクセスする端末としても使う。具体的には、VPN接続とDMZへのアクセスの検証に利用する。 仮想マシンのネットワーク設定には注意が必要だ。新規作成時、「ネットワークアダプタ」(仮想的なNIC)は1つだが、XG Firewall Homeは最低2つ必要だ。そのため2つめの「ネットワークアダプタ2」を追加する。 XG Firewall Homeのインストールをデフォルトで進めると、ネットワークアダプタがLAN、ネットワークアダプタ2がWANに割り当て