以前の記事 SeleniumでFirefoxの複数タブを同時に開く時にポップアップブロックされる問題に対処する では、ちょっとニッチなFirefoxでSeleniumを動かす時のTipsを紹介しました。 今回はSeleniumのコードを書く時のTipsを紹介します。 Seleniumは動作が早すぎる本来人間が行う操作をSeleniumが肩代わりをしてコードを実行することで高速に操作するわけですが、そこでうっかり見落としがちなのは 「待ち」 です。 例えば、ボタンをクリックなどの何らかのイベントをトリガーとして、ブラウザは通信や画面の描画をします。 ブラウザが処理している間、人間はブラウザ動作の完了を待っています。一通り画面がさわれそうになったら 「あ、触れそうかな」 と判断して、次の動作をします。 これと同じことをSeleniumでも実現する必要があるのです。 Seleniumは人間の操作