米フロリダ州オーランドでの銃乱射事件で、死亡したオマル・マティーン容疑者(29)が事件前から、現場となった同性愛者向けのナイトクラブ「パルス」をたびたび訪れていたことが13日、明らかになった。地元紙オーランド・センティネルが常連客4人の証言として伝えた。また、ロサンゼルス・タイムズはマティーン容疑者が同性愛者向けのデートアプリを使い、パルスの常連と連絡を取っていたと報じた。 センティネル紙は「パルスでマティーン容疑者を少なくとも十数回目撃した」という常連客の話を紹介。あまり話さず、1人で酒を飲んでいることが多く、時には酔って攻撃的になることもあったという。 タイムズ紙は、アプリを通じて約1年間にわたりマティーン容疑者とやり取りしていた常連客を取材。この客は事件の約1時間前の12日午前1時ごろ、パルスの前でマティーン容疑者を目撃したといい、携帯電話やアプリのデータをFBIに提出したと話した。
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