かって大田区議会議員であった荻野稔氏は2018年12月に議員を辞職しました。 そのきっかけとなった事件は、彼がお金に困って譲渡した口座が振り込め詐欺に悪用され、その責任を取ったものでした。この件については、これだけ口座の取得が厳しくなる中で、インターネットで見つけた業者に、キャッシュカードや通帳を渡せばどうなるのかは子供でもわかることでしょうから、この一件をもって議員の素質なしと見ることも可能です。 大田区議の口座が振り込め詐欺に悪用 警視庁が区議を事情聴取 - 産経ニュース しかし私は以下の理由から、彼はまたやり直せばいいと思っていました。 議員辞職してケジメをつけたこと 被害者に被害金額を弁済したこと 本人の弁によると、親族から執拗に金銭の提供を求められていたこと 困窮した時に自分でも信じられないような不注意な行動をとってしまうことは理解できること ただ、余りにもあっさりと返金できたと